mixiユーザー(id:4405173)

2018年04月03日01:48

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空海4巻で完

読み終わった。

なんつうか、楊貴妃が描きたかったのかな?という感じ。ここで終わるんか。
夢枕先生のお話は、久々に読んだけど、妖術の類いが相変わらずお好きなんだなと思いました。
まあ空海は有名人だから、この後、倭国に帰るのに超苦労したとか、高野山の事とか、お母さんが四国からやって来てとか、そんなくだりは蛇足か。

金持ちの商家の生まれで、お坊ちゃん。唐の言葉は家庭教師に教わったという情報位は、書いといてもいいんじゃないかなぁ。自費で留学ってところで家が金持ちであることはわかるから良いのかな?

街中の描写で、螺鈿の箱と経典の組み合わせのくだりがあるが 、ふと、厳島神社の隣の宝物殿で展示されている螺鈿の箱とお経の事を思い出した。あんな感じだろうかと。

トンコウのくだりは、映画で見た風景を思い出した。
あの映画は、辞書の編纂が超大変、経典が一杯。洞窟に仏像?という断片的なイメージしか思い出せないんだけどw

宴の舞台は、紫禁城とイワ園のイメージで読んでました。奇岩とか、円い穴とかのモチーフは欠かせない。

円い穴の向こうは、異次元であるという御約束思想である。導師や奇術師がいても可笑しくはない。

あれやこれや、うまく煙に巻いて話が最初の瓜売りに戻るのは、痛快である。

ライチも最近じゃ近所のスーパーに売っているけれど、始めて香港で食べた時は感動したよなと、思い出した。

ライチは楊貴妃の好物である。

久々に、食べたくなった。

日本で買うと、ちょっと高いんだよね。
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