飲んできました。週末に。
彼とは大学を出てすぐに入った会社の派遣社員仲間としての同期になります。
もうそれが16年くらい前の話ですね。
その後二人とも色々あって、転職したり、結婚したり、子供出来たりとかなんだか色々です。
彼はなんだかんだで今は日本で一番大きな自動車会社の社員さんです。
取り扱ってる部品が同じなので私の前の会社の上司と取引先として今やりとりしているそうな。
・・・狭い業界だな、と思います。
こうやって16年経っても年賀状やらメールで連絡を取り合って、1年1回位のペースで酒と肴を差し挟めるのは大変ありがたいことだな、と思います。
自分よりも後輩だと相談しても経験していないことが多いので解が得られない。
さりとて親父世代まで行ってしまうと時代が古すぎて話題について来られない。
仕事の事、今の自動車業界のトレンドのこと、子供のこととか色々話したのですが。
去年の転職の時に元々彼と一緒に働いていた国内企業の正社員のポジションを狙っていたのですが。
「今あの会社。あんましよくないぞ」と。
そうなん?と。
勿論見た目の売り上げ、とか会社の勢いとか外から見える情報はいいらしいのですが。
出向、駐在してくる若手の仕事振りをみるとなかなかに酷いそうで。
会社の終身雇用、というものがどこの会社でも崩れつつあるので。
割と容赦なく単純作業系のお仕事は中国人とかに置き換えている。
出来る社員さんは一握りいるが、若手に仕事を教えると給料安い若手を残して、中高年はリストラ、て流れだそうなので当然何も教えない。
結果、「え?こんなことも知らないの?or出来ないの?」レベルの若手さんが多いそうな・・・
あー。
終始雇用が悪の様に言われて人材の流動化だ、グローバル化や、言われてますがこうなるのか、と。
そっちに転職してたらそれそれで色々苦労してたんだろうな、と。
同年代の友人を作って色々な話を聞くと自分の体験しないifの話を聞けるのが貴重なのかもですね。
あの時4年卒で大学院を出ていれば今頃こんな年収には・・・とか思ってる人が居ても、自分と同じ大学で院まで出て就職に苦労している人が居たら、自分が行っていたとしてもうまく行っていたわけじゃないんだな、となんとなく自分の人生に納得がいったりするんじゃないでしょうか。
なんとなく今日もそんな感じです。
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