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2018年03月29日22:00

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中朝の接近で北朝鮮核問題の解決はかえって遠のく^^;

「思惑一致した中朝首脳」李相哲・龍谷大学教授が寄稿
2018.3.29 14:15

 中朝の接近で北朝鮮核問題の解決はかえって遠のく恐れが出てきた。中朝首脳会談が実現したのは両国の思惑がいくつかの点で一致したからだ。

 まず、米国と北朝鮮の軍事衝突を避けるねらいだ。米朝首脳会談を控え、トランプ大統領は対北強硬派のボルトン元国連大使を国家安全保障問題担当の大統領補佐官に指名した。ボルトン氏は北の核問題を根本的に解決する方法は、レジームチェンジしかないと主張してきた人物だ。

 北の核はリビア方式で解決するのが望ましいとも主張している。先に核を放棄させ、その後国際原子力機関(IAEA)などが検証を行い、完全放棄を確認したあと、制裁を解除するというやり方だ。

 北朝鮮がこうした提案をのむことは難しい。リビアの場合、核を廃棄し検証するまで2年近くかかった。その間制裁は続いた。北朝鮮は2年間も持ちこたえられない。

 拒否すれば、米国に軍事攻撃の口実を与えかねない。逃げ道は一つ。中国を友軍につけ、米国の単独行動を阻止することだ。

 一方の中国も米朝首脳会談が不調に終わり、危機的な状態が再来して軍事衝突へ発展するような事態を放置するわけにはいかない。

 制裁解除の狙いもある。脱北者の証言によれば、北朝鮮では軍部隊に対しても一日にジャガイモ2つぐらいの配給しかできないこともあるという。

 北朝鮮からすれば国際社会の制裁解除を待つより、中国に「非核化」の意志を表明して関係を改善。最低限必要な経済的支援を得ることのほうが手っ取り早い。

 中国は「朝鮮半島の非核化」を表明した見返りとして、あるいはそれを口実にして国連制裁に違反しない範囲において北に対する援助を再開する。そうすれば、北朝鮮の体制を温存することができると同時に、影響力を保持し続けることが可能だ。

 0・1%程度の可能性だが、米朝首脳会談で北朝鮮が米国の要求を無条件で受け入れ、中国の手から離れたところで米国と何らかの妥協をした場合、中国は「蚊帳の外」に置かれる。 クリントン大統領(当時)の訪朝が取り沙汰されたとき、北朝鮮は国内の港のひとつを米軍に提供することを打診したとされる。保身のため思いも寄らない譲歩を米国にするような事態を中国は警戒せざるを得ない。

 もし、北朝鮮が核問題をうまく解決したとしても国際社会から拉致問題を含む人権問題の解決などを迫られるのは必至だ。だとすれば、価値観を共有する中国に頼り、体制を維持するのが現実的だと判断したとしても不思議はない。

 中朝首脳会談が実現したことにより、北は一息つくことができ、中国は北朝鮮という対米カードを手放さずにすんだのだ。
http://www.sankei.com/west/news/180329/wst1803290062-n1.html
>まず、米国と北朝鮮の軍事衝突を避けるねらいだ。

北朝鮮はトランプの本気に怯え、支那は庭と思っている朝鮮半島で無視されるのを恐れたわけね^^;
悪党同士の利害が一致したわけねw

米国が素直に傍観しているとは思えないのですけど^^;
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