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2018年03月28日19:10

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タフな米空母。

深さ3200メートルの海底で発見 「レキシントン」はこんなすごい船だった
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5045756

太平洋戦争一年目にして日本は六隻、アメリカは四隻の空母を失っているのですが、兎に角米空母は簡単には沈みません。直接攻撃で大破した後に自沈処分されるか、駆逐艦や潜水艦にトドメを刺されて漸く海の藻屑と果てたと記憶しています。記事にある通りレキシントンと対峙したのは、比較的練度の浅い五航戦(翔鶴・瑞鶴)だったので命中率の低さとも関係しているのかも知れません。この時、日本側が最初に発見し全力攻撃して撃沈したのが空母ではなく、タンカーだったというのは有名な話。逆に別働隊の上空護衛をしていた軽空母祥鳳は、その船体に対して過剰とも言える数多の命中弾を被って撃沈されたのです表情(青ざめ)

(アニメの「艦これ」でもこれを元ネタにした話がありました。祥鳳は磔にされ(?)てましたが、レキシントンらしきキャラは居たような居なかったような)

妹分のサラトガも、直撃弾を食らったり被雷してますが、命中弾が少なかったせいか致命傷には至っていません。一人っ子のワスプは伊19の放った魚雷3本を喰らい、濛々たる黒煙をあげている断末魔の写真が残されていますが、厳密には本艦も自沈処分だったんですね。日本側の直接攻撃で敢え無く沈没したのは英軍の小型空母ハーミスと、護衛空母のリスカム・ベイだったかな。後者は貨物船並みの装甲しかない為に、たった一本の魚雷で木っ端微塵にされ、それは極めて壮絶な最期だったそうですフキダシ

アメリカの空母、ヨークタウン級やエセックス級は開放式の格納庫になっていて、作戦時は両舷のシャッターを上げて換気を良くしていました。なので密閉式格納庫のレキシントンや大鳳をはじめとする日本空母のように、自らのエネルギー漏れが原因での爆発沈没の憂き目に遭うことはなかったという訳なんですね。この辺の設計思想の違いや技術の差が明暗を分けたのかも知れません
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