3/18（日）まなみのりさ、脇田もなり＠代官山LOOP

アソビタリナイ!!!
出演：まなみのりさ、脇田もなり、ちさ
開場　11：30　　開演　12：00　　3,100円＋ドリンク代600円

代官山LOOPに来るのは4回目。キャパ300人。フィロのスの定期公演などでいつも満員なイメージがあったので、予想外のお客さんの少なさに驚いた。100人もいない感じ。今のもなりちゃんを、こんな環境で至近距離から楽しめるとは思わなかった。

その脇田もなりは、湯会の時と同じくDJ Nachuさんがサポート。
ライブは“Cloudless Night”でスタート。なんだか余裕、みたいなものが出てきた感じがする。
けっして美声ではない（むしろ変てこな声）のだけど、声に微妙な揺らぎがあって、それがグルーヴ感にもつながっているようにも思う。
どんどん曲を繋いでいくドライブ感も良い。バンドセットも良いけれども、このNachuさんとのDJセットの方が自分は好きかもしれない。
後半、どんどんギアを上げていく。
“WINGSCAPE”での大合唱（これ簡単じゃないよ）、みんな大好き“EST! EST!! EST!!!”（この曲での歌唱はいつもお見事）、“IN THE CITY”、“I’m with you”と、フロアとの一体感はより緊密になり、最後は“Boy Friend”で最高潮に達する。
今回も、本当に気持ちの良いライブだった。もなりちゃんは、無敵だ。
Cloudless Night
あのね、、、（short）
IRONY
TAKE IT LUCKY
（MC）
WINGSCAPE（short）
EST! EST!! EST!!! （short）
IN THE CITY
I’m with you
Boy Friend

まなみのりさを見るのは、一昨年のTIF以来。2015年に初めて彼女たちのライブに行って感銘を受け、Duoでのワンマンや8周年記念ライブに行ったりと、一時はNegiccoに次ぐ存在だった事もある。昨年秋に再スタートした時からずっと気にはなっていたけど、ライブには行けずじまいだった。かつてのレパートリーが歌えない状況の中でどんなライブを見せてくれるのだろうか？
ステージに出てきた途端、ゆるいMCを始める3人。もなりちゃんの話題から、もなりちゃんはあまり方言が出ないねという話になり、うちら広島弁丸出しじゃけえね、と展開していく。
「広島弁、どう思う？」と、りっちゃんがお客さんにマイクを向ける。
客「可愛いです」
まなみのりさ「うれしいー」←なんなんだ、この流れは（笑）
「嬉しいから飴ちゃんあげる」
みのりちゃん、飴ちゃんまで持ち出してきたぞ。でもちょっと待て、その飴ちゃん、ボトムの衣装の内側のポケットから…まあ、いいや（笑）。
ここで、ライブ前なのに何故かこの日の出演者をステージに上げて全員で集合写真。
「じゃあ、ライブ始めます。かっこいい曲だからいったん引っ込んでリセットしてからすぐ出てくるね」
MCにも年期が感じられる。

さて、肝心のライブ。
やはり、歌もダンスもアイドル界のトップクラス。以前よりも、ダンスを強調した曲が多かったような気がするが、さすがに広島アクターズスクールで鍛えられただけの事はある。先月に見たcallmeと甲乙つけがたい。
そして、やっぱり僕は彼女たちの歌が好きだ。この日のセットリストの中では、「ノック、ノック」というフレーズが印象的な“knock”、ポップな感じの“ココロト”あたりが良かった。変拍子を取り入れた“カフェテリア”も結構好き。最後の“アイコトバ”でのハーモニーがぐっと迫ってくる。歌うまなさんの目には涙。みのちゃんも涙ぐんでいたように思う。
3人の今の気持ちが伝わってくるような、鬼気迫ると言っても過言ではないようなライブだった。

どうして、これだけのグループがこんなポジションに甘んじているのか。そんな不条理さも感じてしまう。
ライブ前、フロアを回って5曲入りのCD-Rと、4月14日新宿ReNYワンマンのチラシを配る3人（売れ行きがやばいらしい）。これが、アイドル界トップクラスの実力を持った10年選手の姿なのか。
ReNYのワンマンに行くかどうか、まだ決めかねている。行きたい気持ちが6割くらい。最終的には、お財布と相談してという事になりそうだけど、そうなると厳しいかな。
もらったCDもなかなか良い。確かに、これ聞くと魔法にかかる。
Circle edge
カフェテリア
オレンジ
knock
TOKYO
ココロト
アイコトバ