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2018年03月20日13:05

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小説「魔術はささやく」宮部みゆき

ストーリー
それぞれは社会面のありふれた記事だった。
一人目はマンションの屋上から飛び降りた。
二人目は地下鉄に飛び込んだ。
そして三人目はタクシーの前に。
何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。
さらに魔の手は四人目に伸びていた・・・・。
だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。

日本推理サスペンス大賞受賞作。
大変面白く、読み応えが最高。
まるで純度の高い酒のようにガツンと来る上手さだ。
さすが宮部さん。
一級品のものを書かれる。
こういうところが宮部さんの凄いところだ。
宮部作品を久方ぶりに読んで、「あぁ、読んだなぁ」と充足感が胸を満たした。
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