学生綱領『廉恥、真勇、礼節』の真逆の安倍

■防衛整備、サイバー・宇宙に重点＝防大卒業式で安倍首相訓示
(時事通信社 - 03月18日 13:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5032143防衛大の学生綱領。国家防衛の志を同じくしてこの小原台に学ぶ我々は・・・から始まり、『廉恥、真勇、礼節』。入学してすぐに暗記させられた。
言動にブレがなく、誰もが認めるためには、人が見ていようと見ていまいと清廉である態度を廉恥。
大局を睨み目的を完遂させるためには、時には己が撤退する勇気を真勇。
国家、国民に心底奉仕するうえで、慎ましく振舞う礼節。
これが、戦争を起こさないための、士官候補生の心得である。
結果、６５年、『戦争を起こさず、戦争をしなかった』。
その国の士官候補生を見れば、その国の将来が解るというのが、国際社会の諺らしい。

戦争や安全保障の概念が変化しているのは事実であるが、私が『帽投げ』した頃も含め、首相が訓示で、特定の国を名指しし、危機や不安を煽ったのは安倍だけである。歴代の首相（勿論、原稿は別の人が作成するのが大半）は、具体的な進行中の外交や自衛官の今後の活動を述べるのが大半であった。
『Jアラート』でカネ儲けできた安倍は、同じ感覚で訓示したのだろう。
『北朝鮮が筏で日本海をわたりテロ活動する』『サイバー攻撃のため、自衛官は全員、PCにへばりついて国土防衛』『人工衛星から敵のミサイルを迎撃』などと、絵空事を言って、当選できる山口県のような感覚で訓示して欲しくない。陸海空の現在の編成で、宇宙軍やネット軍をどう活用できるのだ？
そうした制度、政策は士官候補生や自衛官に話しても意味がないし、安部の言葉には何ら信憑性も無い。
破廉恥、臆病、姑息、卑劣の売国奴の話す相手は防大生でなく山口県民だけにして欲しい。