本日は、NHK杯囲碁決勝、組み合わせは井山七冠と志田達哉七段の対戦でした。
井山さんは、おしもおされぬ第一人者、地力にものをいわせて
順当に勝ち上がってきたかんじです、昨年の初優勝はむしろ遅くて意外でした。
志田さんはうちまかした相手がすごい、坂井、依田、趙善津、本木、よせいき
実力の高い5人にうちかっての決勝進出です。
石音がたたない静かなうちてですが読みがはやくて正確でよせがうまい
バランスのとれた棋士ですね。
趙善津さんとの碁でコウザイでうった手がきちんとコウザイになっていて
相手の要石をめしとったのが印象的でした。
この決勝の解説は結城さん、手の解説がはやく詳しいので評判が良いです。
以前は武宮さん、また、解説の評判のよかった石田さんなどでしたが、
武宮さんの解説はかなりひどい低レベルで石田さんもかなり衰えた感があります。
若手では貫禄がつかないので、結城さんはバランスがとれてよいでしょう。
この決勝戦、大熱戦でしたが、志田さんがペースをつかんで順調なようにみえました
とくに下辺を生きたあたりでははっきり優勢だったとおもいました。
が、井山さんが勝負強く、結果、半目を残して二連覇、、さすがですね。
細かいところでプロの芸をみせてもらったようにおもいます。
この二人はテレビアジア選手権にも出場が決まっています、
そちらも頑張ってほしいです。
来期のNHK杯も楽しみです。
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