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2018年03月18日15:37

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にやんこの王国・にやん☆4



前の御話は前日記にあります^^;


今回は 犯人である弟子リアは町の者の人気者で
とりあえず 怒っている人はあまりいない・・・。
もちろん 悪意がないことは みんな 知っている

更には その先生である魔法使いの多大なる功績で 
なんとか見逃してはもらえることになった

が・・
しかし もちろんペナルテイとして 10日間 
町の一角に夜の明かり つまり 魔法の明かりで街灯をつける役を
仰せつかったのでした。

「町全てでは 一晩かかっても 終わらないから・・
一区間でいいそうだ・・と
入り江の地区 塔と湖の地区 それから・・」 

「家から近いのは 塔と湖それにテンボス運河の地区か・・」ふむ とアリステア先生

「さて どの区画にするかな?」 「銀の橋の地区あたり・・」
「銀の橋の地区はユニコーンやペガサスが多く生息するが、深い森の辺りの付近を通るから
ちと 子供(猫)には不向きか・・迷う事はないとは思うが」

じろりと リアを見る 

先生に お尻を叩かれ その上にこってり絞られた後で 
痛むお尻を なでなでしながら その話を黙って聞いていた

ふうーと ため息をつくリア

すると
そっと 先程の黒猫の男の子(美人)が来た

「ごめんなさい 僕の妹が 
キャンデイが欲しいって言ったばかりに・・」涙ぐむ美少女にゃんこ・・いや美少年か・・

リアは 黒猫の男の子を見ると嬉しそうに答えた

「大丈夫だよ ナジュナジュ!」

「妹さんのアシャシャが 喜んでくれるなら・・って 
ちょっと 叩かれたおちり・・いやお尻は少々痛いが 大丈夫」

「大好きな 誰より町で一番美人で可愛い綺麗なナジュナジュのためだもん!」 
・・・男の子だけど・・まだ子供だけど・・

いいのか?それで?


「アシャシャは 沢山のキャンデイが手に入って嬉しそうだったよ 有難う!
でも本当にごめんね!」
ナジュナジュに 頬にちゅー つまりキスされて リアは舞い上がる

「えへへ」
「い・・いやあ 今度はもっと 魔法を頑張るから まかせてよ!」 とリア

「えっと 今晩から町中の明かりをつけて回るでしょう? 大変だよね
僕も一緒にお供していい?リア? お夜食も用意してあげるね
いやじゃなければ 10日間付き合うから・・」

「いいの!ナジュナジュ」

「うん♪」

こうして 二人きりの夜のデートとなった 町の明かり番・・

いや・・・・
おまけはついているが 

「にいたん!リアたん!」

「ごめんね〜妹の アシャシャがついてきちゃった」ナジュナジュ

「ま・・ま 人数が多いほうが楽しいから・・・」リア

「・・・ナジュナジュ 後ろのリュック 大荷物だけど
重くない? 大丈夫?」リア

「・・ん 見た目ほどは 重くないよ
今日の晩御飯だよ ご馳走作ってきたから
楽しみにしてて♪」 ナジュナジュ 

「うん!」

それから ぴったり ぺったりナジュナジュにくっいている
アシャシャを見ながら リアは・・

(ちょっと デートモードで楽しみにしてたんだが 仕方ないか・・)と心の中で
こっそり 呟くリア 


5に続く・・
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