mixiユーザー(id:25251822)

2018年03月17日15:15

84 view

小説「涙香迷宮」竹本健治

あらすじ
囲碁界では有名な老舗旅館で発生した怪死事件。
IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久は謎を追い掛けるうちに明治の傑物・黒岩涙香が愛し、朽ち果て廃墟になった茨城県の山荘に辿りつく。
そこに残された最難度度の暗号=日本語の技巧と遊戯性をとことん極めた「いろは歌」48首は天才から天才への挑戦状だった。

全てはツイッターからはじまった。
ひょんなことから作者は短歌を捻り出し、それが物語へと消化したのだ。
頭を使う人は矢張り格段と違いがあるなぁ。
なので、かなり読み応えがあり、大変楽しんだ。
非常に充実した作品だった。
私の知を存分に刺激してくれて、大いなる充足感が私の胸を満たした――。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する