兎と亀〜成田緑夢選手の銅メダル＆金メダル獲得に思う

もう皆様ご存知の事と思うが、3/12のパラリンピックのスノーボードクロス男子LL2で、成田緑夢選手が銅メダルを獲得した。
その成田選手は、昨日、男子バンクドスラロームLL2で、金メダルを獲得した!!
それに関して、俺の頭の中に、ある寓話が浮かんだ。
成田選手は、「スノーボード3きょうだい」の末弟で、兄・童夢、姉・メロ（現姓・今井）はオリンピックに出場した。
彼もオリンピックを目指し、頑張っていたが、5年前、トレーニングに取り入れていたトランポリンで着地に失敗し、左足が不自由になった。
今でも左足は膝から下への感覚がないという。
しかし、成田選手は諦めなかった。
目標をパラリンピックに切り替え、努力を続けた。
そして、兄や姉が叶わなかったメダルの夢を、パラリンピックで叶えたのである!!
「オリンピックとパラリンピックの価値は同じだ」と言い切る成田選手。
この発言に、俺は快哉を覚えた!!
そして、この成田緑夢選手の銅メダル獲得で、俺の頭に浮かんだ寓話は、「兎と亀」である。
兄や姉が早くから天才と騒がれ、オリンピックにも出場したが、メダルは取れなかった。
しかし、成田選手は途中チャレンジドとなりながらも諦めず、パラリンピックでメダルをつかんだ!!
まさに、「兎と亀」を地で行ったエピソードではないか!!
チャレンジドになっても諦めず、兄や姉のつかめなかったメダルをつかんだ成田緑夢選手、これからも頑張れ!!

※この記事は、ブログから転載いたしましたが、昨日、成田緑夢選手がスノーボード男子バンクドスラロームで金メダルを獲得したため、前半の文章を改筆し、タイトルも「銅メダル＆金メダル獲得」に改めました。　ご了承ください。　m(__)m