法を学び、知るべき

JR西 残業代未払い19億9千万円
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5029593





ブラック企業に大も小もない。

叩けば埃の出る企業が殆ど（叩いて埃の出ない企業「つまり、ホワイト企業」）はほんの一握り）。

その主な原因は管理者・経営者（所謂「使用者」）の規範意識・法知識の不足だ。

勿論、労働者も規範意識・法知識は持つべきだが、何より構造上どうしても上の立場に立ってしまう使用者が原因であることが大きい。

これを改善しないとこのような労働問題は永久に解決しない。


別に難しいことを言っているわけではない。

人を雇う・人が働くことを規定する「労働基準法またはそれに関連する諸法令」をまずは使用者が知り・学び、これを守るというだけの話し。

そして、労働者も使用者ほどではないにしろ、自分に適用される法（条文）位は学び知るべき。

ルールも何も知らずに人を雇う・人に雇われるって、よくよく考えると相当恐ろしいことだと私は思う。

人間は「生きるために働くのである」から、その為に理不尽な扱いや不利益を被らないように最低限のルールは知る（守る）べき。

その意味では、社会に出るまでの間（基本的には義務教育中）に、刑法・民法と併せて「労働法」も必修科目として学ばせるべきだと思う。