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2018年03月16日13:10

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広重の浮世絵「薩摩坊ノ浦双剣石」 原図とみられる絵、新たに判明

南日本新聞 2018.3.16

 江戸時代に活躍した浮世絵師・歌川広重(1797〜1858年)が「六十余州名所図会」シリーズに描いた、「薩摩坊ノ浦双剣石」(南さつま市坊津)の原図とみられる絵が、当時の鹿児島を記録した見聞録に残っていることが分かった。同市の坊津歴史資料センター「輝津館」職員橋口亘さん(41)が発見、論文にまとめた。世界的に著名な広重作品で種本が新たに判明するのは極めて珍しい。
 広重の「双剣石」は、海からそそり立つ2本の岩を描く。大胆な構図や独自の色彩が美術的に高い評価を受け、これら広重作品は、モネやゴッホら印象派の画家に影響を与えたといわれる。これまで坊津など全国の名所を集めた江戸期の版本(印刷本)「山水奇観」が原図とされていた。

鹿児島風流(ぶり)
著者:伊東陵舎
天保6年(1845)著者が薩摩藩主に随行して鹿児島に下った時に、滞留中の見聞を記録したもの。年中行事・風俗・霧島登山の紀行文等が豊富な挿絵と共にしるされている。
画像は明治8年修史局地誌課が目賀田守蔭の蔵書を書写したもの。
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