読書感想文シリーズその1120「薬屋のひとりごと　第7巻」

「薬屋のひとりごと　第7巻」
日向　夏
ヒーロー文庫
2018年3月15日読了

［主婦の友社による内容紹介］
https://herobunko.com/books/hero14/7903/
里樹妃との一件が片付いたのもつかの間、猫猫の元に高順が厄介ごとを持ってやってくる。どんな用事かと言えば、猫猫に官女試験を受けないかというものだった。猫猫は、半ば強制的に試験を受ける羽目になる。新しく医官専属の官女となった猫猫の前に現れるのは、面倒くさい変人軍師に厳しい上司の医官たち、それと同僚たる同じ官女たちだが――。猫猫は同僚たちにお約束の通り嫌がらせを受ける。特に、官女の首領である姚（ヤオ）は猫猫に対して突っかかってくるのだった。

［読書感想文］
楽しめたのは楽しめたんだけどさ．このシリーズ，私は，第1巻が感動的によかったんだわ．あの時は，シリーズ化するなんて思いも寄らなかったし，ネットでの元稿（？）配信についても知らなかったし．で，第1巻と，第2巻以降のノリとゆーか，テイストが明らかに違い，しかも巻を追う毎に第1巻が持ってた雰囲気とか方向性から離れてく感じなんだな，私的には．たとえば主人公，能力的に劣化してね？　なんだかフツーのヒトになっていってね？　ま，あくまで私的にはってことで，製作サイドとしては当初からのコンセプト通りなのかもしれんが．