元カレに「幸せになってね」とか偽善じゃん… 30代で共感できなくなった歌詞
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十代より二十代、それより三十代が、「大人」である、と。
年を重ねるほど、何かしら人は学ぶものだ、と。
自分は、そういう「物語」を、凡庸だと感じるし、
少なくとも自分が、どんどん「成熟してきた」などと思ったことはない。
歌詞の好みについていうなら、意識的に、選択的に歌を聴くようになったのは、
70年代の中盤あたり。ロウティーンである。
その頃好きだった歌を、今の自分が「聴いていられない」とは、少しも感じない。
井上陽水 「人生が二度あれば」
小椋 桂 「めまい」
茶木みやこ 「幻の人」
この頃、所謂「アイドル歌謡」の、惚れた腫れたが、気恥ずかしかった。
しかし、それから7年後、松田聖子や小泉今日子を聴くようになる。
好みは無方向だったし、一方向に機械的に「成長」したり「成熟」するものではなかった。
そして、そういうわかりやすさに自足する人については、
「どうして、そんなありきたりの物語に自己をなぞらえて満足するのか」
そう思うだけである。
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