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2018年03月13日23:16

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「成熟」という理念、あるいは作り話

元カレに「幸せになってね」とか偽善じゃん… 30代で共感できなくなった歌詞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=5024360

 十代より二十代、それより三十代が、「大人」である、と。
 年を重ねるほど、何かしら人は学ぶものだ、と。

 自分は、そういう「物語」を、凡庸だと感じるし、
 少なくとも自分が、どんどん「成熟してきた」などと思ったことはない。

 歌詞の好みについていうなら、意識的に、選択的に歌を聴くようになったのは、
 70年代の中盤あたり。ロウティーンである。

 その頃好きだった歌を、今の自分が「聴いていられない」とは、少しも感じない。

 井上陽水  「人生が二度あれば」
 小椋 桂   「めまい」 
 茶木みやこ 「幻の人」

 この頃、所謂「アイドル歌謡」の、惚れた腫れたが、気恥ずかしかった。
 しかし、それから7年後、松田聖子や小泉今日子を聴くようになる。

 好みは無方向だったし、一方向に機械的に「成長」したり「成熟」するものではなかった。
 そして、そういうわかりやすさに自足する人については、
 「どうして、そんなありきたりの物語に自己をなぞらえて満足するのか」
 そう思うだけである。


 
 

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