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2018年03月11日21:50

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何一つわかっていない…

「優先順位」という概念を 何一つわかっていない人が書いた記事にしか見えません…

僕が考える
「優先順位」

1:
生命と身体の安全確保
2:
被災した場所から 表に出るまでの「動線」の確保
3:
最低限度の 連絡 情報収集手段の確保
4:
最低限度の社会性の確保

です

たとえば 東日本大震災は 14時26分でしたが
阪神淡路大震災は 5時46分でした

これが示唆していることは
「地震は 24時間のうち いつ起きるのかわからない」
ということです…

つまり
自宅を前提とした場合
「自宅にいる時間の中で 最も多い時間を過ごしているのはどこなのか」
ということから考え始めないといけないはずです

一般的に 自宅に12時間いて そのうちの8時間が寝ている時間だと仮定すると
自宅にいる時間のうち3分の2は寝床にいるわけで
必然的に 寝ている間の被災の確率が最も大きくなります

また 寝ているときは普通 照明を消していて真っ暗なので
もし停電でも起きようものなら 真っ暗な中で
「どうしたらいいのか」
を各自考えないといけません

このときに最も大きな問題になるのは
「足を怪我しないようにはどうすればいいか」
です

足の裏を蛍光灯の破片などで傷つけてしまうと
なかなか治りにくいし 救急病院まで救急車で行けるわけでもないし
当然 歩いての移動に困ることになります

また 寝床で寝ているときに 箪笥が倒れて来たりして下敷きになったりしたら大変なことになります

つまり「生命と身体の安全確保」に必要なのは
・寝床の近くに箪笥などの重量物を置かない
・足のケガを避けるために 寝床から手が届く範囲に 靴を常備しておくこと
・最低限度の光を確保するために 寝床から手が届くところに懐中電灯を置いておく
が必要です

次に「居室から外に出るまでの動線の確保」ですが
ここで「前提」にしてほしいのは
阪神淡路大震災レベルの地震になると
家具のつっかえ棒のようなものでは 到底家具の固定には力不足であることと
たとえ家具が倒れなくても 家具から大量に物が落ちてきて 床に散乱することです

この状態で
「動線の確保」を考えるには
自宅内の家具(スリッパ立てのようなものも含む)であったり 家具に収納していた様々なものが 床中に散乱するという前提で考えて
「外に出るまでの動線上」には 可能な限りそれがないようにすることです

ここまでして やっとやっと
「家族全員が無事に家を出れる」のですが
「これからどうしよう」と考えた場合
最低限度必要なのは
・最低限度の 連絡手段 情報収集手段の確保
・最低限度の社会生活が営める程度の お金であり身分証明書であり 特に健康保険書のコピーの確保です

連絡手段 情報収集手段については
最低限度携帯が必要で できれば携帯型ラジオがあるほうがいいです

社会的に身分証明書が必要な場合が極めて多いので これらも必需品です

ここまでの準備ができた段階で はじめて
避難所に行くか 家族みんなで被災地を離れるかの「決断」になるのですが
ここで最も必要になるのが「臨機応変」であることです

大規模な震災が起きた場合 避難所そのものが倒壊している可能性もあるし
避難所のはずなのに バンバンご遺体が来る場合も非常に多いので
そこら辺の状況を見て
別の避難所に行くのか それとも車で長距離移動して 被災していない地域まで移動するのかを決断できるという意味での
「臨機応変さ」が必要です

要は たとえ自宅にどれだけの物資を備蓄していたとしても
自宅が倒壊してしまうと何の意味もないし
家族みんなが自宅を出られても この記事にあるようなレベルの備蓄物資を避難所まで運ぶ手段がないのであれば 同様に何の意味もないわけで

そういう意味において
「物資の備蓄」よりも先に
「家族全員が 特に足に怪我をすることなく 全員が家の外に出られるように
自宅内の動線の確保を常に意識しておくほうが
結果的には いい結果が出るはずです









防災グッズで変わる!避難生活で本当に必要なモノとは?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5022271
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