メガミデバイスやフレームアームズガールなどフィギュア系プラモデルの眼球をレンズ状クリアパーツを使用して、
あたかも視線が左右に追従してくるような効果を作り出すための簡単な説明についてリクエストがあったので日記に。
工作方法を書き出すと、
アイプリントされているフェイスパーツのアイラインを残してピンバイスやスピンブレードでくり抜き。
フェイス裏側の眼孔にあたる部分を球状ビットのリューターで丸くなだらかに整形。
キットに付属しているであろう瞳のデカールをアイラインを除去した虹彩・瞳孔の部分のみを眼孔よりも大きめな円状に切り出したプラ板に(ほとんどが水転写にて)貼り付ける。
デカールを貼り付けた上から透明な半球レンズ状のプラパーツ(WAVEならHアイズなど)を張り合わせて簡易ドールアイを作る。
リューターで眼孔を整えたフェイス裏側から簡易ドールアイを位置の調整をしながらボンド等で固定する。
図にあるようにフェイスパーツの厚さとクリアパーツの厚さにより、左右から見たときに手前側の白目が見えなくなり奥側の白目が強調され、光源からの反射の錯覚でレンズ裏側に沿ってアイデカールがあるように認識され、視線が常にこちらを向いているように錯覚される。
眼球ごと可動させる場合にはフェイスパーツ裏側を半球状にしっかりと整形してフェイスパーツを薄くするほうが効果があるけれどレンズ固定の場合においては薄すぎると視線追従効果は少なくなる。
と、こんな感じで簡単にまとめてみました。
ログインしてコメントを確認・投稿する