本日はバルトで二本立て。
まずは「ブラックパンサー」
アフリカの発展途上国ワガンダは、実は隕石落下によって得た鉱石ヴィブラニウムのおかげで超文明世界を創りあげていた。新国王ティチャラは、国の守護神ブラックパンサーとしてヴィブラニウムの秘密を守り抜こうとするが…という話。
ライアン・クーグラーが監督するとなれば、きっと胸アツな作品に違いない!と期待して臨みましたが…
以下、ネタバレパンサー


マーベルの「ヒーロー単体映画1発目」はあまり外れがないんですが、本作も例外じゃなく、キチンと面白かったです。
前半と後半でジャンルが変わるのが特徴でしょうか。前半はクロウを追跡する展開ですが、これはほとんど007。カジノが舞台ってだけじゃないですよ。妹ちゃんはまるでQだし、マーティン・フリーマンはフェリックス・ライターのポジションだし。そして後半はほとんどロッキーですよ。チャンピオンの座を奪われ取り戻すまでの話ですから。70-80年代映画が好きな人にはツボなノリですよね。
しかし、クーグラー映画らしい「魂に訴えてくるほどの熱さ」は無いかなあと。ユニバース映画にそれを求めちゃ酷かなぁ。
続いて「15時17分、パリ行き」
サクラメント出身の若者3人…スペンサー、アレク、アンソニーが、アムステルダムからパリに向かう列車の中でテロに遭遇する話。
以下、15時17分、ネタバレ行き


正直、イーストウッド映画として傑作かと問われたら、ちょっと苦しい(笑)。導入がナレーションで入って回想ドラマになるんだけど、そのパートは子役たちの個性があって、エンタメとして凄くアガるし面白いのに、本人たちが登場してからはドキュメンタリー風になってナレーションも一切なし。前半と中盤以後に統一感が無いのに違和感を禁じ得ません。しかし、ドキュメンタリー展開になってからもスペンサーが最高に普通すぎて、逆に凄く面白い。ずっとこいつを見ていたい気分にさせてくれます。
スラムドッグミリオネアほどじゃなくても、彼が経験したこと、学んだこと、成し得たことが、ちゃんとあの一瞬に生かされた奇跡。「普通」の生活の中にある神の意志みたいなものを感じられました。僕は好きだなぁ、この映画!
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