前にペリリューって第二次世界大戦の漫画の日記を書いたら『面白そう』と言ってくれた人がいたから、ヤングマガジンで連載中の戦争漫画を紹介してみよう(*´・ω・`)b
http://yanmaga.jp/contents/the_great_war_of_archimedes
自分が購読する前から連載していたから最初は知りませんが、こっちは人が死んだりはしていません。
主人公は数学の天才で、第二次世界大戦前の日本軍に所属しています。
巨大戦艦『大和』の建造を巡って、論戦を繰り返します。
デカイ戦艦こそが強さの象徴だ!と考えている造船中将と、戦闘機や空母こそが新しい時代の主力だ!と考える主人公。
あれやこれやとあって、秘密裏に造ろうとしていた大和計画を潰す主人公。
しかし陸軍の暴走を押さえ込んでいた少将が凶刃に倒れ、陸軍はいつ中国に侵攻してもおかしくない状況に。
そうなると、なんのかんのと理由を付けてアメリカとの全面戦争になりそうな見透し。
全面戦争になったら日本の敗戦は必至。
主人公が全面戦争回避のために考えた秘策は、自分で潰した戦艦大和を造ること。
アメリカと同じ戦略で兵器を開発しても、強い方が弱い方を打ちのめすことになる。
ならば発想を変えて『艦隊戦用ではなく対地攻撃用の巨大戦艦』を建造することで、アメリカに警戒させて全面戦争を回避しよう。
しかし、主人公が会議で熱弁を振るい過ぎたせいで『大和を造ればアメリカに勝てる』という考えが広がり、全面戦争に舵が切られそうになります。
ちなみに今回のヤングマガジンでは、ドイツに新兵器を買いに行ってヒトラーに遭遇しました。
兵器開発を通して、日本を破滅から救おうとする物語。
個人的にはあまり好きな絵柄じゃないですが、日本がどんな思惑を持って戦争に突入したのか、その戦略は?…ってのが描かれた面白い作品です(*´・ω・`)b
絵柄で選り好みすると、良いものを見落とすっていうことなのかしらね(´・д・`)
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