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2018年03月06日02:04

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安楽死について考えさせられた出来事

■消極的安楽死?尊厳死? 日本とオランダ、どう違う
(朝日新聞デジタル - 03月05日 18:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5013908

数年前の話。
義ママの親友のご夫婦の話。
私が住んでる州は安楽死も尊厳死も認められてないのね。
このご夫婦は10年前に奥様がガンになり、
末期になり、最後の方は私生活にも支障がある状態で
愛する旦那さんと一緒に定年後暮らしてたのね。
そんな中、旦那さんは難病になり、
彼も病状が悪化すると確実に寝たきりになり、
奥様の看病もある程度の病状になった時に困難になる状況だったんですね。
アメリカの場合、子供達って同じ州に住んでる家庭もあるけれども、
ほとんどは仕事などで色んな場所に離れ離れに生活される人が
多いので、だいたいの家庭は介護が必要になった場合、老人ホームに行くんですね。
けれども、老人ホームで再帰を過ごす生き方よりも
できれば、夫婦で築き上げた思い出のつまった家で死にたいという意向があって、
そのご夫婦のお子様も親の幸せとは何かなど
何度も話しあった末、
ご両親の意思を尊重することになったのね。

安楽死が法的に認められてないので、
このご夫婦が決断をしたのが
自分たちで死ぬ日を決めて、
その間に楽しい思い出を家族全員で作り、
亡くなった後、できる限り家族に負担にならないように
身の回りの処理など、時間をかけてすませて、
その日を迎えたんですね。

無理心中っていう方法だったのだけども、
その前に周りの知人にもその日を知らせ、
周りも同世代だからだと思うんだけども、尊重し、
お子様も尊重し、
実行する直前に警察に連絡し、
ご夫婦で一緒に天国に行かれたのね。。

私は最初はその方法しかなかったのかなとか思っちゃう部分もあったんだけども、
私自身も子供いないし、
自分の最後のあり方とか考える年齢になってきたこともあったりして、
思うのね。
例えば、私が認知症になったら、
私の場合、アメリカに住んでるので一番困るのが
日本語しか話せなくなるってのが一番辛いのね。
残念ながら、認知症で最初に忘れるのが、母国語以外の言語だったりするのね。
それが認知症だからね。
そうなってくると、子供がいない私は、
老人ホームで一人で誰とも会話できない状態で
介護されて生かされる状況になるのかなとか考えると、
一番、自分の中で孤独死だなって思うの。
旦那さんの顔は覚えてても、旦那と会話できないってすごく辛いしね。

わがままなのかもしれないけど、
私も安楽死、尊厳死認めてもらいたいんだよね。

長生きするって素敵なことだし、人それぞれの生き方、死に方あると思う。
でも長生きすることだけが、本人の幸せではない場合もあると思う。

だから認めて欲しい。
自分が選択するかはその時になってみないとわからないけども、
できれば迷惑をかけずに死にたいって。

このご夫婦は、実質上ね無理心中って方法だったかもしれないけども、
確実に安楽死が認められてたら、
無理心中じゃなくて安楽死を選択されてたのだろうなと。


選択肢って本当にあっていいと思う。

家族のためとか色々思う人もいるけど、
たとえ家族だからといっても、自分の人生をどう終わらせたいかって
自殺とかことではなくて、
こういう末期で病状だけが悪化するような状況の場合は
選択肢としてあっていいと思います。



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