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2018年03月06日00:14

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3月6日の日記

今日の出来事:1109年−源義忠暗殺、1694年−高田馬場の決闘、1946年−日本初のスポーツ新聞「日刊スポーツ」が創刊、1994年−新横浜にラーメン博物館が開館

今日は、源義忠暗殺です。源義忠は、河内源氏3代目・源義家の三男です。兄に「悪対馬守」と言われた源義親、弟に「荒加賀入道」と言われた源義国や源為義らがいます。源義忠は、兄・義親と弟・義国が謀反や乱暴などの理由で朝廷から討伐されて流罪に処されていた為、父・義家の死後に家督を継ぎました。兄・義親が西国で叛乱を起こして伊勢平氏の平正盛に討たれると、河内源氏より伊勢平氏が優勢になりました。源義忠は、平正盛の娘を妻にして平家との和合を図りました。妻の弟で平正盛の嫡男の烏帽子親となり、「忠」の一字を与えて「平忠盛」と名乗らせました。院政にも参画し、摂関家との関係を維持しました。その結果、「天下栄名」と評せられました。源義忠の叔父・義光は、義忠の権勢が高まる事に不満を感じ、自らが河内源氏の棟梁になる事を望みました。家人で長男・義業の妻の兄である鹿島三郎に、源義忠を襲わせました。1109年3月6日、源義忠は鹿島三郎との斬りあいで重傷を負い、それが元で死去しました。享年27でした。鹿島三郎は、源義光の兄弟である園城寺の僧侶・快誉の下へ逃げて保護を求めましたが、殺害されました。源義忠の暗殺は当初、従弟で叔父(義光の兄)源義綱の子・源義明とその家人・藤原季方の犯行とされたため、義忠の弟・源為義は義綱の一族を甲賀山に攻めました。源義綱の子らは自決し、義綱も捕らえられ佐渡へ流されました。しかし、その後になって源義光の犯行であった事がわかりました。これにより、河内源氏は義忠・義綱という2人の実力者を失い、義光も暗殺事件の黒幕である事が発覚したため常陸に逃亡したため、都には為義が残される事となり、後見人のいない源氏は衰退しました。源義家、義親、義忠、義綱と実力者を失った河内源氏は、源義光、義国、義時、義隆を残すだけとなりました。源義国は事件を起こして関東の地で蟄居の身で、常陸から勢力を広げる叔父・義光と合戦に及ぶなど、義光との仲は険悪でした。そのため、河内源氏の勢力は関東でも衰え、為義が河内源氏の棟梁となりました。しかし、為義は少年であったため、河内源氏は伊勢平氏の蔭に隠れてしまいます。河内源氏の復興は、為義の子・義朝に託される事になりますが叶わず、その子・頼朝を待つ事になります。こうして、伊勢平氏の平忠盛・清盛父子により、平家全盛時代となります。

次に、高田馬場の決闘です。高田馬場の決闘は、1694年3月6日に江戸・高田馬場で起きた西条藩・松平頼純の家臣たちによる決闘です。3月2日、伊予西条藩の組頭の下で藩士・菅野六郎左衛門と村上庄左衛門が相番していました。年始振舞に村上庄左衛門が菅野六郎左衛門を疎言した事について、二人は口論になりました。この時は、他の藩士たちがすぐに止めに入ったため、二人は盃を交わして仲直りしました。しかし、その後また口論となります。ついに二人は、高田馬場で決闘をする事を決めました。しかし、菅野六郎左衛門は、菅野家で若党と草履取りをしていた2人しか集められませんでした。一方、村上庄左衛門は三兄弟で、家来も含めて6、7人集めました。そこで菅野六郎左衛門は、堀内道場の門弟で叔父・甥の契りを交わしていた剣客・中山安兵衛(後の堀部安兵衛)のもとへ行き、「万が一、自分が討たれた時は自分の妻子を引き受け、代わりに村上庄左衛門を討って欲しい」と申し出ました。中山安兵衛は「事情は承知した。しかし後の仇討は受けがたい。お供をさせていただきたい。」と応えました。菅野六郎左衛門はこれを聞いて同道を許可し、一緒に決闘場・高田馬場へいく事となりました。3月6日、午前11時過ぎ、菅野六郎左衛門・中山安兵衛・若党・草履取りは高田馬場へ入りました。中山安兵衛が馬場を見回すと、南之方馬場末から村上庄左衛門がやって来ました。しかし、若党に見回りをさせると木の蔭に村上の弟・中津川祐見と村上三郎右衛門がいました。挟み打ちにする手立てとみた菅野六郎左衛門は、中山安兵衛らに護衛されながら村上庄左衛門に歩み寄りました。村上庄左衛門も近づいてきて、二人は言葉を交わしました。菅野六郎左衛門が「これは珍しいところにて見参致し候」と皮肉を言うと、村上庄左衛門も「まことに珍しいと存じ候」と応じました。そこへ村上の弟・村上三郎右衛門が兄・庄左衛門の後ろから回って斬り掛かりました。しかし、中山安兵衛が村上三郎右衛門の眉間を切り上げました。村上三郎右衛門は左の手を刀から離しましたが、右の手で刀を振り下ろすと中山安兵衛はこれを鍔で受けました。村上三郎右衛門は一度離れ、再度斬り掛かりましたが、また鍔で受け止められました。中山安兵衛は、村上三郎右衛門の刀が引かれたところを踏み込んで、正面から真っ二つにしました。十間ばかり向こうでは、菅野六郎左衛門と村上庄左衛門が切り合っていました。しかし、村上庄左衛門の剣で菅野六郎左衛門が眉間を切られました。中山安兵衛が駆け付けようとしましたが、菅野六郎左衛門も村上庄左衛門の左右の手を討ち落としました。村上は「ならぬ、ならぬ」と悲鳴をあげて引き下がりましたが、なおも眉間に打ち込もうとしてきたので、中山安兵衛が上手で村上庄左衛門を斬り伏せました。さらに中津川祐見が切り掛かって来たので、これも打ち倒しました。この決闘で中山安兵衛は3人を斬り伏せました。決闘の舞台となった高田馬場は、現在の新宿区高田馬場ではなく、新宿区西早稲田にありました。助太刀をした中山安兵衛の評判を聞きつけた赤穂藩士・堀部金丸が安兵衛を娘婿に迎えます。こうして、後の赤穂四十七士の一人・堀部安兵衛となります。「赤穂藩主・浅野長矩刃傷事件」はこの7年後に起こり、赤穂浪士による「吉良邸討ち入り事件(元禄赤穂事件)」が起こる事になります。

その次に、日本初のスポーツ新聞「日刊スポーツ」が創刊です。1946年3月6日に、日本初のスポーツ新聞として東京都で創刊されました。創業者で初代会長は徳島県出身の川田源一です。朝日新聞社と関係が強く、日刊スポーツ新聞西日本の前身会社となる名古屋日刊スポーツ新聞社・大阪日刊スポーツ新聞社・西部日刊スポーツ新聞社の歴代社長は、全て朝日新聞社出身です。また、沖縄タイムス社は朝日新聞社と報道協定を結ぶなど協力関係にあり、沖縄版の現地印刷・発行の委託を開始するなど、事実上のフランチャイズ契約を結んでいます。

最後に、新横浜にラーメン博物館が開館です。ラーメン博物館は、日清のチキンラーメンが発売された1958年の街並みを再現した、フードテーマパークです。その他に駄菓子屋、ミュージアムショップ等が入居しています。新横浜駅北口から徒歩数分の距離にあり、1994年3月6日にオープンしました。館長は岩岡洋志、フードがテーマパークになり得るという事を実証しました。ラーメン博物館は1階〜地下2階で成り立っています。1階の「プロローグゾーン」には、ラーメンに関する展示と物品販売コーナーがあります。地下は昭和33年の下町を再現した造りになっており、その町の住人も働いています。メインは地下1階と地下2階の「体感ゾーン」で、有名ラーメン店が出店しており、全国各地のラーメンを食べる事が出来ます。「こむらさき」は開館時から出店し続けていますが、それ以外は時期毎に入れ変わっています。ラーメン店の他には、飲み屋街、喫茶店、駄菓子屋と中央の広場では、紙芝居やジャンケン大会などの催し物が行われています。このラーメン博物館の成功により、各地にフードテーマパークやショッピングモール等に、フードコートが誕生するきっかけとなりました。主なラーメンテーマパークに、ラーメンスクエア(立川駅南口)、ラーメン国技館(お台場)、麺達七人衆品達ラーメン(品川駅高輪口)、武蔵浦和ラーメンアカデミー(武蔵浦和駅西口)などがあります。

今日の誕生日:ミケランジェロ、大町桂月、香淳皇后、大岡昇平、ワレンチナ・テレシコワ、加瀬邦彦(ザ・ワイルドワンズ)、宮本輝、キラー・カーン、宇都宮雅代、高橋真梨子、鈴置洋孝、田中健、柳沢慎吾、重松清、星野泰視、今中慎二、久松史奈、嘉門洋子、ベッキー、西田静香(元E−girls、元Dream)、岩田剛典(三代目J Soul Brothers、EXILE)、嗣永桃子(元Berryz工房、Buono!)、筧美和子、サニブラウン・アブデル・ハキーム、ハイセイコー、ゴールドシップ、シナモロール

今日の記念日:啓蟄、世界一周記念日、弟の日、スポーツ新聞の日、サロネーゼの日、スリムの日、スマートストックの日、エステティックサロンの日、ミロの日

今日の「今日訓」:本日は、二十四節気の1つである「啓蟄」です。大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃です。「啓蟄」とは、「蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく):冬蘢りの虫が出て来る」と言う意味です。弟の日です。兄の日は6月6日、妹の日は9月6日、姉の日は12月6日です。1967年に日本航空が世界一周西回り路線の営業を開始した事で「世界一周記念日」、1946年に日本初のスポーツ新聞「日刊スポーツ」が創刊された事で「スポーツ新聞の日」、3と6で「サロン」の語呂合わせで「サロネーゼの日」、3と6で「スリム」の語呂合わせで「スリムの日」、震災からほぼ1年を経た3月6日を「み(3)なおす、む(6)だなく」と読む語呂合わせから「スマートストックの日」、「エステティックサ(3)ロ(6)ン」の語呂合わせで「エステティックサロンの日」、「ミ(3)ロ(6)」の語呂合わせで「ミロの日」となりました。
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