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2018年03月01日00:29

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女の子だって、もちろん男の子だって暴れたい(,,゚Д゚)

男女に差なんて、ない プリキュア生みの親、秘めた信念
https://www.asahi.com/articles/ASL2W65XCL2WUTIL04V.html

初代のキャラ設定のすごかったのは、基本コンセプトの「女の子だって暴れたい」に対して、ちゃんと2つの解を用意したこと。「イメージカラー黒。ショートカットでセパレートなユニフォームでスパッツ」というそれまでの女の子向けアニメの主人公を覆すキャラと、「イメージカラー白。ロングヘアで黒髪、白のワンピースのユニフォーム」という、要素をあげればそれまでの固定観念の塊のようなキャラ。で、セーラームーンのウラヌスとネプチューンでさえ男女関係の写像を排しきれなかったのに、そういうところは見せず、対等の関係で本当にどっちも暴れる、それも本当にただあばれるだけじゃなくて、アニメでやるのかというようなサブミッションとかまでやるし。

で。女性観については先進のハリウッド映画でも、ワンダーウーマンにしてもブラックウィドウにしても、個人的にはまだかつての女性ヒーロー(ちと変だがヒロインというと意味が違いそうで)を現代の女性像で再解釈しているような気がしていて。

初代プリキュア見た女の子が5歳として今20歳。それ以降のこれを見て育った世代(あえて書くけど、女の子ばかりじゃないからね、見てるの(笑))が、次の世代で作り出すキャラクター。あるいはその世代が次の世代の子供たちを育てたときに生まれる女性観。そこから生まれてくるものが、時間はかかるだろうけど、新しい世代や価値観を作り出していくかもね。

「女の子だって暴れたい」
もしかすると、企画書に書かれたこの一言が、日本に、世界に、革命を起こしたかも知れないね。
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