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2018年02月26日21:14

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ARCHITANZ2018

2018/2/18日 18:00- 新国立劇場 小劇場

『月の銀を噛み、太陽を口に』
振付 : ジュリー・アン・スタンザック Julie Anne Stanzak (ピナ・バウシュ、ヴッパタール舞踊団)
出演 :
奥 響子、貝ヶ石 奈美、佐野 加奈、山井 絵里奈、涌田 悠、陳 必勝、仁田 晶凱、藤村 港平
アレクサンダー・バラネスク(ヴァイオリン)

『ロミオとジュリエット』より、バルコニーのパ・ド・ドゥ
振付 : ジョヴァンニ・ディ・パルマ Giovanni Di Palma
出演 : 酒井はな、風間自然

『ジ・エッジ・オブ・ザ・サークル』
振付 : ホ・ヨンスン Young Soon Hue
出演 :
飯田 利奈子、梶田 留以、金田あゆ子、楠田 智沙、近藤美緒
梅澤 紘貴、高比良 洋、辻本知彦、宝満直也、八幡顕光

二月はもう何が何だか分からないくらい劇場に通いまくっていたのですが、これもさいたまでNoismを観た後に新国へ直行というパターン。でも同じルートの人何人かはいたようです。

でも行ってよかった!なかなか楽しかったです。

最初の作品は、ピナのところのダンサー、昨年来日したカーネーションでアコーディオンを持っていた女性、の作品。台詞があるコラージュのような作品で、ああピナぽいなぁと思いながら見ていました。ただ、全員日本人だと、構成が似ていてもあの洒脱な感じやどこか寂しい感じが出ないなぁと思ったり。自分が言葉を理解できるせいかもしれないし、日本人の国民性で同じようなことを表現したい場合は、台詞をああいう風に使わない方が近いかもなあ。でも、長い割には飽きもせず楽しめました。ダンサーがみんな凄い実力派揃いだったし。バイオリンが入ってたのもよかったかも。

ジョヴァンニ・ディ・パルマのロミジュリは、前後にバリバリのコンテがあるなか突然クラシカルな感じでちょっとバランスが悪いかな、と思いました。でも、はなさんはとても美しかった。風間さん、丁寧な踊りだと思いましたがヘアスタイル見てると彼ってコンテの人なのでは?

最後のホ・ヨンスン作品、筋のない作品だったと思いますが、踊れるメンツがずらり、炸裂する彼らのパワーを堪能できてすっごい楽しかった!勿論、彼らの個性を活かし切った振付も秀逸だと思う。初演はシュツットガルトなんですね。個人的には宝満君のコンテが観られたのが嬉しかった。彼の重心低くて粘りがある、でもクセが強くなくて柔らかい踊りは本当に好み。そして飯田さん、すごい身体能力と存在感でした。彼女Noismにいらしたんですね。他にもNoismに所属していたことがある方が何人もいらしたらしい。Noismは日本のコンテ界の人材供給源の一つとなっているなあ・・・

と、なかなかに満足度の高い公演でした。このシリーズ、毎回面白いんですよね。来年も楽しみにしています。
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