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2018年02月25日00:03

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熊本・大分県境に墜落した米軍爆撃機B29の搭乗員だった8人の捕虜に対し、九大医学部の外科医らが血液の代用として海水を入れたり、肺を除去したりするなどの実験手術を実施し、捕虜は全員死亡した

生体解剖に立ち会い「心の傷」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5001070


太平洋戦争末期の1945年、九州帝国大(現九州大)で実施された「九大生体解剖事件」に医学生として立ち会った東野(とうの)利夫医師(92)=福岡市中央区=が、自伝「戦争とは敵も味方もなく、悲惨と愚劣以外の何物でもない」(文芸社)を出版した。戦争を知る世代が亡くなっていく中、歴史の証人として戦争体験を後世に伝えるため、「最後の仕事」として筆を執った。


 事件があったのは45年。同年5月に熊本・大分県境に墜落した米軍爆撃機B29の搭乗員だった8人の捕虜に対し、九大医学部の外科医らが血液の代用として海水を入れたり、肺を除去したりするなどの実験手術を実施し、捕虜は全員死亡した。入学直後の東野さんは、4回のうち2回、手術に立ち会った。「当時はB29の搭乗員と聞いてものすごい敵意があり、自分も『かわいそう』とは思わなかった。それが戦争だった」と語る。


 戦後、旧日本軍や九大関係者計23人が有罪判決を受けた。詳しく事情を知らなかった東野さんは罪に問われなかったが、医師が健康な人間の命を奪った事件に関与していたことを知った衝撃は大きく、心に大きな傷が残った。80歳を過ぎてからも不眠に悩まされ、「この傷は一生消えない

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