強制不妊 執刀医師が背景指摘
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証言したのは、北海道の道央地方の開業医。公立病院に勤務していた67年、精神科医の申請による道優生保護審査会の審査結果を受け、当時20歳ぐらいの女性の不妊手術の執刀を担った。
医師によると、女性には当時、重度の知的障害と聴覚障害があり、「(音が)聞こえず、字も書けず、意思確認が困難な状態」だった。施設への通所をきっかけに、以前から面識のあったという女性の両親が、施設内で男性と接触があることや、生理の後始末を自分でできないことなどを理由に手術を希望したという。きょうだいにも障害があったといい、審査会が手術を認めた。
この医師は「喜んで不妊手術をする医師はいない」と語り、続けた。「(障害のある)子の将来を心配する親の思いを受けた面があったのではないか。当時、障害のある子が生まれると親だけで世話をするのはとても大変だった。審査会の決定を受け、やむを得ず執刀した産婦人科医は多かったのではないか」
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