mixiユーザー(id:8953011)

2018年02月15日06:51

93 view

グルメの部屋(618)ツシミ (TSU・SHI・MI)   日本最高峰のひとりである都志見シェフが作り出す日本のテロワールを生かした都志見ワールドを味わう

グルメの部屋(618)ツシミ (TSU・SHI・MI)   日本最高峰のひとりである都志見シェフが作り出す日本のテロワールを生かした都志見ワールドを味わう
フレンチ
住所: 東京都目黒区駒場1-16-9 片桐ビル 1F 03-6407-8024
(評価)☆☆☆☆☆ (満点)
(*評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています
(コメント)
一日一組限定のおまかせコースで提供される今人気のフレンチレストランにグルメ仲間4名で訪問しました。この店はニッポンの大地で生まれる全ての野菜が主役の料理を得意としています。場所は渋谷から池尻方面に少し離れた場所(タクシーで1000円弱)にありバスで渋谷から3駅目の駒場に近い所にあります。周りは喫茶店もない場所で18:30予約にもかかわらず30分早く着いたらシェフが掃除していたので隣のレストランで時間を調整してジャストに入りました。すでにメンバーは揃っていました。(笑) その時のシェフの印象は普通のおじさんでシェフという感じがなく店内やや匂いがあって大丈夫かなと不安感がありましたが一品目の料理が出た時点でこれは凄い店だと痛感しました。店内一日一組限定なので真ん中に大きなテーブルひとつでシェフズテーブルの形態でシェフとすてきなマダム(昔はCAのような感じ??)の2人で4名を接客しています。おまかせのコースにペアリングをお願いしてひとり33,370円です。
当日の内容は、以下になります。
・大地の茶 香りで楽しむNIPPONのエネルギー
・〜Salution 会釈〜 緑豆(秘伝)/アぺオス/おかひじき
・Introduction ’農園2018 ’ 皿の上で狂喜乱舞する小さな巨人たち ヤーコン&シナモン
・黒いキャベツ/ 雪中キャベッ・黒鳥賊・小川原湖若細魚
・DASHI / かつお菜・銚子蛤・釧路の生うに
・蒸/ ビーツ/生姜/焼き葱オイル/北海道産 本州鹿
・菜の詩/ 鳥取の松葉蟹ほか・・
・森の風景 ムキタケや香茸などの茸/栗/ニラオイル/烏骨鶏半熟卵/七谷鴨
・小麦と米の進化形 南部小麦/ヒメノモチ/古代紫黒米/スモーククリームチーズ
・Butter& Nuts tart バターナッツ/アンチョビオリーブペースト/白子/アズキハタ
・大地のステーキ/ 大浦牛・千葉の鴨ロースほか
・天使のミルク/ 山羊乳のフロマージュブラン・苺
・おやつ / マッシュルームアイス・チュコレートほか
・駒場の森の物語/ マカロン・チョコレートほか
それぞれに合わせて日本各地で秀でたワインを集めてペイリングでマダムが出してくれますが、日本のワインが結構美味しいことを今回改めて認識させられました。
料理はめっちゃ手が込んでる料理で今まで味わったレベルを遥かに超えています。色々ミシュラン☆3〜1の店を訪問しましたがここの料理はすべてのレベルを超えています。これはまさに都志見ワールドなのでしょう。確かにシェフの変態度は気になりますがマダムからお聞きするとそれゆえか一切ミシュランのお誘いやレストランガイドの雑誌の取材を断り続けているようで今回訪問するまでこの店のすばらしさを知らずに来ました。今回味わって感じたのは、シェフの特徴は、野菜が主役でその他は脇役であることを徹底して追求している点でそれに緻密なシェフの技術力を駆使してひたすら美味しさを追求している姿勢だと思います。このようなシェフが存在することを知って、改めてグルメの奥深さを感じました。4時間に及ぶ長丁場かつ10皿以上でしたが、重く感じることがなかったのが驚異です。またビジュアルは、器を含めて美しかったです。料理も何が美味しいというレベルではなく全て素晴らしかったです。あえて表現すると「龍吟」と「ナリサワ」のいいところをセレクトした料理だと思います。マダムのサービスも素敵だし、お値段が3万円を超えていますが皆さん納得の表情で満足して帰宅しました。仲間のひとりは小田原から来たかいあったと、感激して最終電車に向かいました。今年一番の素晴らしいお料理を堪能しました。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する