mixiユーザー(id:3564922)

2018年02月05日11:31

62 view

【阪神間モダニズム】神戸市兵庫区の近代建築巡り最後

神戸市兵庫区の近代建築巡り、最後です。
神戸の近代化産業遺産で水道事業がありました。
鉄道が敷かれて大阪の大富豪や異国の商人、文化人が多く阪神間に移り住んで出来た”阪神間モダニズム様式”に大きく貢献した水道事業。
神戸の水道事業は明治期に築かれて全国へ広がりました。
そんな神戸の水道事業の1つ、烏原貯水池の紹介です。


烏原貯水池・立ヶ畑堰堤
フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト フォト

フォト

登録有形文化財
神戸の水道ダムとして布引ダムに次いで明治28年に作られました。
日本初の重力式ダムとして布引ダム、烏原ダムが作られて日本の近代ダムの技術が確立さて全国に大規模なダムが次々と作られて行ったと言われてます。
布引と並んで住宅街のすぐ裏に作られた、山が海岸近くまで迫った港町、神戸ならではなダムです。



大黒湯 昭和初期
フォト フォト

烏原ダムから下りてきた住宅街、商店街にある銭湯。
大黒湯がある平野商店街周辺は昭和なレトロな建物が建ち並んでます。
また、平野夢野周辺は平清盛が開いた福原京もこの辺りと言われ、関連した史跡も多くあります。


奥平野浄水場・神戸水の科学博物館
フォト フォト

フォト

こちらは以前も紹介した水道施設。
布引と烏原の間にあって中継地点として繋がってるらしいです。
起工されたのは明治30年。
日本で7番目の近代化水道事業だそうです。
浄水場上屋は大正6年竣工。
セセッション風シンメトリックな設計の上屋は現在は水の科学額物館として水道事業のテーマパークとなってます。

ちなみに施設内で放映されてた説明ビデオのナレーションがなにかと豪華声優さん起用でした(笑)


兵庫区の主な近代建築を回ってきました。
モダンと言うよりレトロな建築物が多かったです。
まぁ工業地帯ですからねぇ。
なのであまり雑誌とかガイド本とかには紹介されないものが多いですが意外と多く残ってると言う印象でした。

相変わらずなかなか出掛けれないのでゆっくりペースですが、阪神間に残る近代建築、洋館はまだまだありますのでまた巡ったら日記書きますね〜

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する