mixiユーザー(id:14005590)

2018年02月02日16:06

642 view

「妖犬タロー」とハーフ説。

自分の実力にうぬぼれて天狗になって懲らしめられる。
こんな鬼太郎さんが見られるのは3期ならではでしょう!(笑)

よくよく考えてみると、本当に3期は他の鬼太郎さんたちに比べるとちょっと変わっているような気がします(笑)。変わっているというか、「別物」?(笑)
地獄編でいきなり出てきた「ハーフ」って設定が、本編中そこかしこにうまいこと伏線となって見え隠れしていたのかも知れぬ(笑)。なんで3期だけなんとなーく雰囲気違うのかなぁ…と思っていたけど(バブル期の鬼太郎さんだから景気がいい鬼太郎さんになった?とか笑)、ハーフだから、と考えると残念ながらすごく腑に落ちました。純血の幽霊族の末裔である他の鬼太郎さんたちとの違い…これに尽きちゃう泣き顔人間との関わりをたくさんもった3期鬼太郎さん。知らず知らずのうちに自分の中に流れる人間の血によって惹きつけられていたのでしょうか。
鬼太郎さんも親父さんも視聴者も恐らくスタッフさんたちも、誰も3期鬼太郎さんが「人間と妖怪のハーフ」であることを知らなかった当時(笑)、3期鬼太郎さんは、

「ぼくは妖怪のほうがいいなー」

と呟いてくれていました。でも母親が人間であることを知った後も、きっと鬼太郎さんは自分のアイデンティティは妖怪である、と認識していると思います。
そしてねずみ男に「半妖怪」なんて悪口を言わなくなったことでしょう(笑)。

だーかーらー、いきなりなんなんだよあの設定!!?
いつからその設定にしよってなった!?(「地獄編」決まってから!?)
まー、3期さんはそれでも全然話しがおかしくならなかったけど…むしろそーゆーことかー!!ってスッキリ?(笑)
3期大好きなんだけど、この設定だけは受け入れられないッス!!!(笑)


先走っちゃった…失礼しました(笑)。
では「妖犬タロー」です。
ベットに横になりながら今までの戦歴を得意げにシーサーに語って聞かせる鬼太郎さん。

「こいつもそんなに強い奴じゃなかったな」

「鬼太郎さんは日本妖怪のスーパースターだ!」

と感心して持ち上げるシーサーに、

「まぁね」ぴかぴか(新しい)

と満更でもない様子。
それを聞いていた親父さんは、そういう態度は良くないぞ、とたしなめます。

「お前最近うぬぼれているんじゃないか?」

と心配する親父さんに、シーサーと鬼太郎さんは反論!

「強いものは強いのでーす!」

「父さん、ぼくは今、どんな妖怪がきても勝つ自信がありますよ!」

そこで親父さんはとある人を訪ねていくのでした。


で、ある日、捨て犬を拾ったユメコちゃん。
ものすごく勘がよくて、無くし物を見つけたり天候の変化を教えてくれたりと天童家で大活躍です。
タローに対抗意識を燃やすシーサーは、タローに負けまいと奮闘するのですが全て失敗。逆にタローに助けられる始末です。
ガッカリしてその顛末を鬼太郎さんに話して聞かせるシーサー。

「その犬はそんなにすごいのかい」

鬼太郎さんも感心しますが、なにかおかしい、と感じて親父さんに相談しますが、親父さんはなにやら言葉を濁すばかり(つーか、茶碗風呂のお湯と電球が熱くて話すどころじゃなかっただけだけど笑)。
タローを捕まえてTVに出してひと儲けしようと企んだねずみ男もタローに撃退されてひどい目に遭いました。それを聞いた砂かけや児泣きや一反木綿は、タローは宇宙人で人間を支配しようとしているのでは、との騒ぎになりました。←飛躍しすぎやねん(笑)。

「よりによってユメコちゃんを狙うなんて、許せない!!」

怒り心頭の鬼太郎さん、ゲゲゲハウスから一気に地面へ飛び降りると一目散にユメコちゃんの元へ!

「ユメコちゃん、その犬から離れて!!!」 ←すんごいいい声で怒鳴るの(笑)ぴかぴか(新しい)

と、勢いよくタローを突き放します。突然の乱暴に驚くユメコちゃん。

「この犬はただの犬じゃない!」

タローから守るようにユメコちゃんの前に立って怒鳴る鬼太郎さん。が、ユメコちゃんも負けじと言い返します(笑)。

「そうよ、タローはすごい犬よ!」

そうじゃないんだって…(笑)。また鬼太郎さん、素の表情に戻らされちゃった(笑)。
タローの正体を暴こうとリモコンゲタで攻撃するも、尻尾で簡単にあしらわれてしまいます。
タローは鬼太郎さんを誘うように踵を返すととある空地に立つ小屋へ入って行きました。
その小屋の壁を足で蹴破る鬼太郎さん!怒りからか、うぬぼれからか!(笑)なんにせよカッチョエエほっとした顔ハート達(複数ハート)
そこで機関銃のような毛バリでやられてしまった鬼太郎さんを助けにきた仲間に、タローは正体を明かしました。

「わしはチベットで3000年修行をした仙人じゃ」

鬼太郎を返して、とお願いするネコ娘に、ただ返すのでは意味がない、と言う仙人。
仙人の弟子と鬼太郎さんが戦うことを提案してきました。
仙人の弟子と!?と戸惑う鬼太郎さんでしたが、親父さんも同意し、仲間は鬼太郎さんが負けるはずがないと囃し立て、鬼太郎さんは戦うことを承諾しました。

「では話しは決まった!」

と仙人が呪文を唱えると、一瞬で風景が変わり、鬼太郎さんの目の前には仙人の弟子というなかなかゴツくてカラフルな相手が現れました(なんと表現すれば…笑)。

「悠然と突っ立ってやがる…」

相変わらずの口の悪さで(笑)鬼太郎さんは拳・毛バリ・ゲタで攻撃しますが全く歯が立ちません。
オカリナ剣で立ち向かうも、仙人の弟子の舌によって折られてしまいました…。

「毛バリもダメ、ゲタもダメ、剣もダメじゃーお手上げだぜ」 ←セリフ忘れた

と言って肩をすくめるねずみ男。それを言うなってむかっ(怒り)(笑)
最後の手段、体内電気を相手に浴びせましたがこれもダメ!!体内電気がはじかれて自分で食らってしまいました。

「父さん、どうすれば…」

鬼太郎さんは親父さんに助けを求めましたが、親父さんは毅然とした態度で、

「お前は、どんな妖怪がきても勝つ自信がある!そう言ったではないか!」

と突き放しました(泣)。

「父さん…」

ションボリの鬼太郎さん…。

「これも修行の一つじゃ!」

気を取り直して、今度こそ!と仙人の弟子と再度戦おうとしたその時、仙人に声をかけられてビクゥッとする鬼太郎さん(笑)。

「まだ分からぬか、これをよく見ろ!」

仙人に促され弟子を見ると、なんと鬼太郎さんが5時間も(笑)戦っていた相手は大きな岩に変わっていました!
驚く一同!

「岩と戦って何になる!生涯戦っても勝てる相手ではないわ!」

そして仙人は懇々と鬼太郎さんに説いて聞かせます。
戦うことばかり考えていること。相手や意味を考えない戦いは空しいだけだということ。

「わしはそれを教えたかったのじゃ」

そしてそれをお願いしたのは、鬼太郎さんを心配した親父さんだったということぴかぴか(新しい)

「そうでしたか、父さんが…心配かけてすみませんでした」ぴかぴか(新しい)

鬼太郎さんの素晴らしいところがこういうところだよね、素直!泣き顔ぴかぴか(新しい)
そういって頭をペコリと下げましたうれしい顔
もちろん、鬼太郎さんだけではなく、仲間やねずみ男も一緒に叱られて反省しました。

「欲に目がくらめばティッシュペーパーも札束に見える、でやんしょ」(笑)

って仙人のモノマネしながら反省してたよ(笑)。

仙人はもう少し日本全国を回ってみる、といって、再びタローの姿に変わると一声鳴いて立ち去りました。
そこへユメコちゃんと星郎の声が。
あっとする鬼太郎さん。

「タローは?」

との問いに、

「ごめんねユメコちゃん、あの犬は良い犬だったよ。戻るように言ったんだけど、どこかへ行っちゃった…」

と言いづらそうに答える鬼太郎さん。鬼太郎さんの「良い犬だった」にニッコリしたユメコちゃん。

「ユメコちゃんたちが優しくしてやったから、また帰ってくるじゃろう」

親父さんはそう言ってくれました。


面白かった!!ぴかぴか(新しい)
ニセでもないのに鬼太郎さんがちょっと悪っぽかったのが良かったしカッコよかった!(笑)
あと素直なところが再発見できてヨカッタうれしい顔ぴかぴか(新しい)
3期はノイローゼにならなかったけど、天狗にはなっちゃうんだねってとこも笑えましたね、さすが3期だなぁ(笑)。
3期鬼太郎さんは戦うことに対してあまり躊躇がなかったと思います。むしろ積極的に相手を倒しにかかっていたと思うので、こういう形で鬼太郎さんに「戦うことの意味」を作中で教えてくれたこの回はとても良かったんじゃないでしょうか。
まー、この後も結局ドシドシ戦いますけどね!(笑)
3期は戦ってナンボなんじゃい!(笑)ぴかぴか(新しい)

ラスト、振り返るタローのアップがなんだか感動でした。また泣けちゃった(笑)。


次回「木の子と山天狗」。
なぜモモコちゃんはお洋服を着せてもらえなかったのだろうか…木の子たちはしっかり着てたのに…帰る時には木の葉の洋服をプレゼントしてたから作ろうと思えば作れたばずなのに…なぜ今まではだかで過ごさせられていたんだろうか…なぜ…(笑)。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する