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2018年02月01日20:47

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義理チョコとゴディバ、あまり関係ないでしょ!ショコラティエが怖いだけ?

バブル時代を持ち出すのも遡り過ぎかもしれないが、義理チョコ全盛期だったと記憶しているので、敢えて引き合いに出す。当時は、男子社員と同僚女子社員との飲み会も頻繁にあり、支払いは大抵が男子社員持ち、あるいは、8対2程度の割り勘が当たり前だった。そんな状況なら、女子社員が言わば借りを返す方法としてバレンタインの義理チョコ配布も有効に働いていたし、市販高級チョコであるゴディバもよく配られていた。
一方、今を考えると、男女問わず新入社員はほとんど配属されなくなったし、常に対面する職員に代わり映えがしない。加えて、専門性重視から人事異動もバブル時代ほど頻繁に行われなくなったことも固定化を加速化させてきた。また、男性職員も真っ直ぐ帰宅するのが主流となり飲み会の頻度も減り、固定化した女子社員を誘う機会も減った。プロパーの女子社員が減り、派遣や中途採用が増えてもきたことも、社員同士の繋がりの希薄化を促進してきた。
そのような環境変化を受け、慣わしとして行われてきたバレンタインの義理チョコ配布そのものが減っていったし、形だけの廉価なチョコが配布されるようになってきた。
バブル時代には義理チョコでゴディバが配られもしたが、今では私の周りでは先ずはない。つまり、バレンタインと云えどもゴディバの売り上げは以前ほどに期待出来なくなって久しいと言えよう。
そこで打ち出されたのが、今回の新聞記事であり、これは、新たな顧客ニーズを炙り出すための方策と考えられる。日経に載せたのも、そもそもゴディバを義理チョコで貰う男性職員など些少に過ぎないなか、女子に義理チョコ止めようよなどと云わせたところでゴディバへの影響は少ない。
実は、このように奇をてらった広告を打つことで、ショコラティエ主流の高級チョコ市場に、老舗高級チョコメーカーとして一石を投じたかったのではないかと、私は考える。
私は、栗の渋皮煮を配るお返しとして、度々栗の空瓶に詰めたゴディバのチョコをいただく。都度、私への思い遣りを感じる。
ゴディバさん、貴社が本当にしなければいけないのは、こんな似非ブランド磨きではなく、ショコラティエに負けない商品開発なのですよ。

フォト


「日本は、義理チョコをやめよう。」ゴディバジャパンの思い切った新聞広告が多くの人たちの共感を呼んでいます
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=4968302
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