大塚食品(大阪市)は、2月12日に発売50年を迎えるレトルトカレー「ボンカレー」のシリーズ累計販売数が近く30億食に達する見込みであると明らかにした。
3月には、1968年当時の味わいを再現した記念商品「ボンカレー50」(希望小売価格税抜き230円)を発売し、さらなる発売拡大を目指す。
ボンカレーは米航空宇宙局(NASA)の宇宙食などをヒントに開発し、世界初の市販用レトルト食品として発売した。
当初は阪神地区限定だったが、69年から全国展開し、78年には果物などを加えた「ボンカレーゴールド」が登場した。
「ボンカレー50」は、元祖と同様にタマネギのコクといためた小麦粉の香ばしさが特徴で、具材を増やした。
パッケージには、当時看板のデザインに採用した女優松山容子さんをあしらった。
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