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2018年01月28日23:44

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土曜ギリギリ(本当は日曜オフ)日記282:デトロイト&ダークタワー


1967年デトロイト。黒人地域の闇酒場を市警が摘発し多数の逮捕者を出したことがきっかけになり、大暴動が勃発した。市警だけでは手に負えず、州警や州軍までも動員され、黒人地域の治安維持にあたることになる。そんな夜、モータウンの歌手ラリーは、友人フレッドと一緒にバス移動していたところ暴動に巻きこまれ、アルジェモーテルという安宿に避難した。そのモーテルの向かいの店に待機していた黒人警備員ディスミュークスは、周囲を警戒している州兵たちにコーヒーを振舞っている。しばらくして、モーテル内でパーティをやっていた黒人たちがふざけてオモチャのピストルを外に向けて発砲し、州兵たちは狙撃と誤解した。州兵たちとディスミュークスは、銃声のしたモーテルに駆けつけ、通報を受けた市警の3人の制服警官…フィル・フリン・デメンズたちも臨場し、総出でモーテル内に突入する。そこで起きた、忌まわしい出来事とは…


「デトロイト」。ビグロー女史がまたまたドキュメンタリータッチの問題作を撮りました。暴力肯定派というか、右寄りな印象のある彼女の新作、どうだったかというと…


以下、ネタバレ。
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ビグローの新作として観ると、いつもの緊張感がやや足りないかなぁという感じ。しかし、いち映画としてはまずまずだったかと。壁に立たせてから延々と続く拷問、制服3人組のイヤーな感じ、白人寄りの立場を貫くディスミュークスというキャラ、徹底的に救いのない展開は悪くありません。ま、好き嫌いは分かれるでしょうけど。
1967年というのがミソで、実に「微妙」な頃の話というのを押さえておくべき。デトロイトは大都市でアメリカ南部ではないし、黒人刑事もバリバリ黒人たちを取り締まっているし、黒人の人権も当たり前に受け止めている白人たちも多いんですよ。「夜の大捜査線」の公開一ヶ月前とはいえ、こういう事件が起きちゃうってのが悲劇なんですよね。この映画、黒人メインキャラクターの中に、暴動・略奪の当事者は1人も出てきません。そんな彼らが事件を経て、感情と立場がどう変化するのかが注目点です。


ウィル・ポールターのベビーフェイスな悪魔ぶりはもはや安定感。ヒーロー然としていながら別に役に立たないというボイエガの役どころもスターウォーズでおなじみなので、違和感はありませんでしたね。面白い面白くない、とかじゃなく、観る必要のある作品です。



お次は「ダークタワー」。

世界を闇の魔物から守る黒い塔。この塔を破壊しようと企む魔術師と、塔を護る戦士ガンスリンガーの死闘を描いたキング原作のダークファンタジーです。

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100分くらいでサクっと観れちゃうのがキング映画らしい(笑) イットみたいなのも良いけど、俺ら世代はこの軽さこそキング映画の醍醐味です。マコノヒーはノリノリで悪役をやっていて、イドリス様はひたすらカッコイイ、シンプルなキャラ配置でしたね。少年とのバディ感はターミネーター2みたいでした。ペニーワイズやシャイニングなど、他作品とのリンクも楽しい、気軽に鑑賞できる一本。

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