(Jo^▽^)ノぁぃ♪
さて室外機の修理に掛かる
室外機本体から制御基板を取り外すとセンサーやモータの配線も外す事に成るので、基板のみでは実機として動作チェック出来なくなる
AC200V入力はコンプレッサーとファンのインバータと、スイッチング電源に繋がっている
我が家の実験設備で商用電源から絶縁されたAC200V-AC200Vのトランス→スライダックを経由して基板のAC200V入力に電力供給してみる、AC200V入力はブリッジダイオードで整流し平滑コンデンサにはDC280Vが有りココまでは正常と思われる
DC280Vに繋がる制御用スイッチング電源の出力にテスターで当ると何れの出力も電圧が有りません、この電源の制御ICはSTR-L472
STR-L472はパワーMOSFET と制御IC を1 パッケージにした擬似共振型スイッチング電源用パワーIC です
STR-L472 データシート
http://www.semicon.sanken-ele.co.jp/sk_content/str-l472_ds_jp.pdf
STR-L472 アプリケーションノート
http://www.semicon.sanken-ele.co.jp/sk_content/str-l4xxseries_an_jp.pdf
アプリケーションノートによるとこのICはDC280Vから高抵抗によりICの電源コンデンサをチャージしてICの電源電圧が17.6Vに成ると発振を開始し、スイッチングトランスのD巻線からICの電源を供給して発振を継続させる構造の様です
ところがオシロで観測するとICの電源電圧は17.6Vで発振を開始する物のその後電圧が低下して行き発振停止電圧10.1Vで発振を停止・・・・この繰り返しで発振が継続されません
ICの出力(内部FETによるスイッチング)が十分に有るか確認する為IC 6ピンに繋がるRocpをオシロで当ると0.2A程度のピーク電流が有りICの出力は正常動作している、0.2Aの電流はRcopとR4による分圧でIC 9ピンに繋がり出力電流を制限する値に十分な電流です
ICが正常に起動してるのに出力が出ないのはトランスの出力回路の何れかの負荷がショートしてるかとトランスの出力回路を全て当ると何れもダイオードのVF電圧まで電圧上昇が有りません
なのでこのトランスは巻き線の何れかが内部で短絡してる事に成る、この手のトランスはカスタムメイドで市販されて居ないので部品交換による修理を断念せざるを得ない
マイミクのQさんならスイッチング電源のトランスでも巻き直してしまいそうだが私には無理!!
メーカーのサービスセンターから制御基板の新品を調達する事にした、一般人には基板の市販はして無いので裏技炸裂!
東芝コンシュマ マーケティングのサービスセンターに「業者」を装って部品発注、\16,000円にて入手出来た
新品基板にはヒートシンクが付いて無い為、シリコングリスを塗布してヒートシンクを付け替えて組み立てた
そのまま室外機を組み立てれば正常動作する事は言うまでも無い
今回の修理は部品(制御基板)代が高く付いたが故障原因を究明し的確な対処出来た事は良い勉強に成った
私の本分は修理では無いが電子回路のスキルアップの為に自宅の家電品だけは自分で修理する事にしている
先回のテレビと言い、最近良く壊れる事だ
ログインしてコメントを確認・投稿する