小さな古代魚たち

今、もっとも手軽に、または一番最初に古代魚を楽しむなら、
小型のポリプテルスが最適だと思います。
一般的な６０ｃｍ水槽で飼えますしね。

その中でも一番オススメなのは「デルヘッジ」


模様もはっきりとしていますし、数匹飼ってきた印象で言うと、
デルヘッジが一番人懐っこいというか、物怖じしないような気がします。

逆に一番気が弱いと思われるのがパルマス・ビュティコファリ



パルマス・ポーリーの亜種とされていますが、
両方とも飼育している私としては、まったく違う魚に思えます。
ポーリーは、太くて短く（とは言ってもビュティコファリより長いが）
つまりはずんぐりむっくり、体重で言えばビュティコの数倍はあるでしょうし、
性格もポーリーはかなり人懐っこい。
体型から言えば、ビュティコは
どちらかと言えばセネガルに模様が付いた感じですかね？
単純に言えば、ビュティコなら６０ｃｍ水槽で飼えますが、
ポーリーは無理でしょうね。

どちらにしろ、魚が、陸にあがって両生類になろうとしていた４億年前の姿を
そのまま残していると言われるポリプテルス、
手足になろうとしている胸ヒレ、腹ビレ、
尻尾になろうとしている尾びれ、
エラ呼吸にプラスして肺呼吸も出来、
背びれは十数枚もある。

そんな所に悠久のロマンを感じちゃうんですよね〜