長男が宿題で
『雪についての俳句』
を考えていた。
『冬の朝 雪合戦を しています』
と最初に書いたので、
「最後の5文字が『しています』って、ダサいから、
寒い中、雪合戦で必死に戦っている雰囲気をうまく書けないかな」
とアドバイス。
暫く悩んでいるので、
「例えば、寒いことと反対の意味になるのような、『汗』とか『熱』を入れてみるとか」
と追加でアドバイス。
そこで妻が
「『汗まみれ』は?」
と1案出した。
『冬の朝 雪合戦で 汗まみれ』
小3に『汗まみれ』は合わないと思い、
自分も暫く考える。
必死、汗、熱、暑い、脱ぐ、薄着・・・雪、寒い、白い息、雪ダルマ・・・
汗ダルマ。
「『汗ダルマ』は?」
『冬の朝 雪合戦で 汗ダルマ』
とっさに、どこの引き出しにあったのか分からない
意味も良く分からない、ただ何となく汗びっしょりの雰囲気が伝わる単語の
『汗ダルマ』が出てきて、言ってしまった。
「雪には雪ダルマが付きものだから、それにかけて『汗ダルマ』」
と訳の分からない説明をしたのだが、
「なんか汚らしい」と言う妻と、爆笑する長男。
結局、出所不明の『汗ダルマ』は使われず。
その後、『汗ダルマ』について検索してみたら、
「伊集院光氏が自分のことを謙遜して用いる用語」
と説明があり、どうやら伊集院光が作った言葉らしいと分かり、
伊集院のラジオを聞いていて、勝手に自分に染み付いていたようだ。
長年聞いていると、こういう症状が出るらしい。
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