18940623 NO1989 ★ 我々は清国政府に提案して来た事項を単独ででも遂行しなければならないようである
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駐韓日本公使館記録 4巻 六. 欧文電報往復控 一 (144) [清国政府に対する提議を日本が単独に遂行する決意表明]
文書題目 (144) [清国政府に対する提議を日本が単独に遂行する決意表明]
文書番号
発信日 fd. 10h 50m p.m. 23/�� ( 1894年 06月 23日 )
発信者 大臣 （＊陸奥宗光 外務大臣）
受信日 rd. 5h 10m p.m. 24/�� ( 1894年 06月 24日 )
受信者
(144) [清国政府に対する提議を日本が単独に遂行する決意表明]
From. 大臣:
11. In consequence of failure of negotiation with Chinese Government, Japanese soldiers cannot be now withdrawn from Corea on sole condition of withdrawal of Chinese soldiers. Even 東学党 disturbance is quelled and also even collision with China should become unavoidable thereby sooner or later, we are bound now to do single handed what we proposed to Chinese Government. Detailed instructions will be brought to you by 加藤 and you will wait till his arrival. 機密第九六号 dated 六月十八日 not yet arrived. Concentrate all troops to 京城 immediately.
fd. 10h 50m p.m. 23/��
rd. 5h 10m p.m. 24/��
（私訳）
(144) [清国政府に対する提議を日本が単独に遂行する決意表明]
(11) 清国政府との交渉失敗の結果、清国軍撤収と言うただ一つの条件で今日本軍を朝鮮から撤収させることは出来ないことになった。
もし東学党の騒乱が鎮圧され、遅かれ早かれ清国との衝突が不可避となるとしても、我々は清国政府に提案して来た事項を単独ででも遂行しなければならないようである。
仔細な訓令は加藤を通して貴方に伝達する予定であり、彼の到着時間まで待つこと。
6月 18日付機密第96号はまだ到着していない。
全ての兵力を即時京城へ集結させること。
1894年 6月 23日 午後 10時 50分 発信
1894年 6月 24日 午後 5時 10分 受信
陸奧 大臣（＊発信）
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