18940623 NO1988 ★ 朝鮮政府に強力な圧力を加えるようここに訓令する
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駐韓日本公使館記録 4巻 六. 欧文電報往復控 一 (143) [改革のため朝鮮政府に強力な圧力を加えるよう訓令]
文書題目 (143) [改革のため朝鮮政府に強力な圧力を加えるよう訓令]
文書番号
発信日 fd. 7h 55m p.m. 23/�� ( 1894年 06月 23日 )
発信者 大臣 （＊陸奥宗光 外務大臣）
受信日 rd. 5h 10m p.m. 24/�� ( 1894年 06月 24日 )
受信者
(143) [改革のため朝鮮政府に強力な圧力を加えるよう訓令]
From. 大臣:
10. You are hereby instructed strongly press upon Corean Government in the form of recommendation actual and effective reform and amelioration of the administration, justice and finance so as to guarantee against future misgovernment. You may support your argument with reasons given in my reply to Chinese Government which 加藤 takes to you. You may judiciously disclose the above to foreign representatives so as to justify act of Japanese Government before the world.
fd. 7h 55m p.m. 23/��
rd. 5h 10m p.m. 24/��
（私訳）
(143) [改革のため朝鮮政府に強力な圧力を加えるよう訓令]
(10) 今後朝鮮政府の失政を減らすために、行政・司法・財政の現実的で、効率的な改革と改善を建議する形式で朝鮮政府に強力な圧力を加えるようここに訓令する。
加藤＊が清国政府に伝える私の回答を貴方に伝達する予定であり、この回答に列挙されている理由を貴方の勧告に対する根拠とすること。
貴方は全世界に日本の行動を正当化させるため外国使節達にこの理由を慎重に打ち出すこと。
1894年 6月 23日 午後 7時 55分 発信
1894年 6月 24日 午後 5時 10分 受信
陸奧 大臣（＊発信）
＊加藤増雄 この年11月からは7代目一等領事として釜山の日本人居留地に赴任することになる。「三重県朝明郡伊坂村(四日市市)出身。1877(M10)外務省に入りオランダ・イタリア・ロシア各公使館に在勤後、大臣官房記録課長を経て、1894釜山領事となる。」
http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/K/katou_ma.html
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