〔ゲーム〕ファミコンの初期の時代。

　家計は火の車、そんな小学生の頃、伯父さんの家でファミコンが買われたのです。それはもう、毎日通ってしまうくらい行ってました。家に夕方過ぎにはオトンもオカンも店に行っていて、兄弟3人で従妹の面倒をを見るついでで、ファミコンをする。そんな始まり方やったのですが、私はそれよりも「少年サンデーが読める」と言う事で通っていたのですが、本も読み漁ってしまい、ゲームを見ていると
「これって、私は出来るンでない？」
と、「スーパーマリオ」スタート。なんと初めてでクリアしてしまいました。誰かのやっているのを見ると、出来てしまうようでした。「リンクの冒険」も、最後のダンジョンでマッピングをして、クリアしてしまいましたが、当時の同級生の中でも
「最後の難関」
と言われて、私がマップを書いて上げると翌日クリアしたって言ってました。高校時代に流行った「ワードナーの森」というアーケードゲームは、50円で毎日クリアしたりして、面白かったですよ。
　ンで、話しを戻すのですが、やっと私の家にもファミコンが来た！って時に、オトンから、伯父さん家に通っていたのはファミコンがあるから？ってならないよう、伯父さんの家にもっと通うようにと言われたのですが、私はともかく、弟たちは幼いので判るはずもなく、段々、伯父さんの家には行かなくなりました。当時はサンデーが読めなくなるのは痛かったのですが、バイトするようになると、雑誌の１つや２つ、毎週買えるくらいになっていきましたし。
　今思うと、伯父さんは何とも思っていないと言う感じでしたが、私は忘れる事は出来ないです。