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2018年01月21日21:37

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【1/21】クトゥルフ「オリエント急行の恐怖」キャンペーン日記

クトゥルフ神話TRPG「オリエント急行の恐怖」キャンペーンを遊んできました。
これは、第一次世界大戦後の世界でオリエント急行に乗ってパリ〜コンスタンティノープルを探索するという壮大なシナリオでして、今回の下車地はイタリア、トリエステ。
アドリア海に面した湾岸都市、ちょうど東ヨーロッパとの境目にあたり、第一次世界大戦前まではオーストリア=ハンガリー帝国の統治下にあったところ。
このキャンペーン、毎回セッションが始まると、みんなで舞台になる都市をウィキペディアさんで調べるので、地理と世界史の知識も深まって楽しいです。
旅の目的は「セデフカル・シュミラクラム」という怪しげな人型のアーティファクトを集め(最終的には破壊するために)、コンスタンティノープルに向かうことなのですが、各地の観光でも盛り上がります。(時々、地球の歩き方みたいな観光ガイドブックが登場したりもする)

さて、トリエステに降り立った我々は、まずはホテルにチェックイン。
なお、キャンペーンは出入り自由。今回トリエステの地に共に降り立ったのは…
「回避の鬼(回避技能95%)」薬剤師のバクスター(PL:でこぽんさん)
クトゥルフ神話とラテン語に造詣の深い精神科医のネイル先生(PL:naileさん)
謎の旅人、実はFBI捜査官(xファイル担当)、イヴレット・モーゼス(PL:カイザーさん)
売れないイタリア人オカルト作家、アミルカル(PL:TAKUMIさん)
そして、イギリス貴族でオカルト大好きお嬢様アーテミシア(PL:椎名)


【以下、シナリオのネタバレがちょっとありますのでご注意を…!】


イタリア語は、イタリア人であるアミルカルがいれば通訳は問題なし。
(最初、アミルカルが英語技能を取っていなくて、そもそも他のメンバーと意思疎通ができなかったのは、ここだけの秘密だ!)
まずはいつもどおり観光から。トリエステは、文化人に愛された歴史あるカフェが立ち並ぶコーヒーの街でもあり、カフェ・サン・マルコという老舗カフェでウィンナーコーヒーを楽しみました。

今回、調べるべき人物の名前は「ヨハン・ヴィンケルマン」
調べてみると、18世紀のドイツの美術史家であるらしく、100年以上前に亡くなっている故人。トリエステでイタリア人に襲われて殺害されたことが分かります。(実は、ここまではウィキペディアにも載っている史実です)
そして、ヴィンケルマンの持っていた金のメダリオンは現在トリエステの美術館の展示物となっているのですが、このメダリオンがクトゥルフ神話的アイテム。
狂信者たちに先んじてこのメダリオンを非合法手段で手に入れるイヴレットとバクスター。美術館に忍び込み、警備員に見つかるも、バクスターの調合した煙玉で顔を見られることなく、なんとか逃亡に成功。
そんななか、ネイル先生とアーテミシアはお食事として神話的生物にMPをごっそり吸い取られるなどの恐怖体験にも遭遇しつつ。
最終的には盗んだバイクならぬ車で神話的生物のいる洞窟まで突っ走り、ネイル先生の交渉術により、メダリオンと引き換えにセデフカル・シュミラクラムを手に入れるのに成功したのでした。

トリエステでやらかしてしまったため、街に戻らずそのまま車で最寄りの駅に行き、そこから再びオリエント急行へ乗車。次の目的地はスロベニアの首都、リュブリャナ。ついに東ヨーロッパに入った我々にはどんな神話的恐怖が待ち受けているのか…!
次回へ続く!!!

個人的な反省としては、洞窟へ向かうための車を「信用」とかで事前に用意しとければよかった、というところでしょうか。
何はともあれ、楽しいセッションでした。お疲れ様でしたー。
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