もともとが特例措置的なもの

■在外被爆者訴訟、国が和解拒否「死後２０年、権利消滅」
(朝日新聞デジタル - 01月20日 22:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4951845

確かに原爆被害は悲惨極まりないものなので、戦後の補償があるのはいいことだと思う。ただ、悲惨なのは原爆だけではない。飢え死にしていった人とか、病気にかかっても放置されて死んでいった人、空襲で焼き殺されていった人など、補償対象外の人はたくさんいる。
　原爆以外で死んでいった人たちの補償はあまりない。戦争だったからという理由と、アメリカと和平条約を結んで賠償請求が不可能になっているから、というのがその理由だったと思う。一方で死後２０年経っても国内法で補償される原爆被害者の場合、法的根拠があるという形で死後２０年でも補償ありとされていると（法的にはそれが正しいのだが…）他の国民被害補償とのバランスは悪くなる一方という部分が強くなる。

いいのか悪いのかよくわからない印象を私は受けた。