結論。

週明けの雪が心配だが今日は休日。

奥さんとゆっくり話し、乳がんの治療についてやはり本人の意思を尊重して外科処置のみとし、抗がん剤治療は受けない事を確認した。

自分も抗がん剤治療を受けていないが、決して抗がん剤治療否定派ではない。
もしも自分たちがもう10年以上若かったら受けている。特に奥さんには無理やりにでも受けさせていただろう。

正直50代半ば＆後半になってお互いやるべき事は一通り終わったと思っている。
別にすぐに死にたいとはさらさら思わないが｢あなたの寿命はあと20年ありませんよ｣と言われても特にショックは無い。

外科処置で10年生存率が80％だと言うのであれば、半年間もつらい思いをしての＋7％と言う事に価値を感じることができないと言うのが奥さんの結論である。

奥さんには「それが君の希望であるからにはそうしよう。俺も反対しなかった事でたとえ再発して予想以上に早く死ぬ事になっても後悔しない事にするから｣と念を押しておいた。

自分が仕切ったと思われるの嫌なので担当医には奥さんが自分の言葉で伝えるようにしてもらい、自分は特に何も言わないでおこうと思う。

問題は自分に比べるとだいぶ言葉のボキャブラリーと言うかアレンジ方法の在庫が少なめな奥さんがキチンと担当医に希望を伝えられるかなのだが…最終的には

｢とにかくさっさと切ってくださいよぉ！｣に近いことになるのではないだろうか。