「差別とは思わない」が約5割、“浜ちゃん黒塗り”騒動での視聴者意識
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4946262
アメリカではエンターテイメントショウにおける黒塗りの黒歴史があるそうなので、アメリカ人が問題視するのは理解できる。
でも例えば浜ちゃんがジョンマクレーンの扮装でハゲのカツラをかぶって出てきたら、同じ批判を受けたのかな、受けなかったと思う。まあ、金髪カツラに付け鼻、まぶたに青い目を書いて「オーマイガー」なんてやって、侮辱だと批判を受けた事件が以前あったようだけど(^^;
許される扮装と許されない扮装の境目はどこなのか。そう考えると恐らくハゲカツラもNGだし、細かすぎる物まねや友近、イッセー尾形なんかがやる細かい人物模写だって、特定の職業、シチュエーションを揶揄してるって思われたらNGになっちゃう。
これは結局、今回の対象になった"黒人"っていうジャンルが、ずっと差別されてきたっていう歴史があるから、ってのが唯一の理由だと思うんだよね。そういう差別の歴史を知らないでやってたら、差別意識があろうとなかろうとNGなんだと思う。こういう前提条件としての知識は表現者としての義務みたいなものかな。
ただ、違和感があるのは、そんな批判を受けて「これを差別と感じないなんて恥ずかしいこと」みたいな意見。
この差別問題に関して、進むべき道は差別がなくなること、そして差別意識がなくなること。黒人と白人が同じコミュニティの中で同じ立場で過ごせること。もしそんな世の中になったら、今回のような黒塗りは受け入れてもいい事なんじゃないの?
欧米と違って、日本人は黒人を差別してきた歴史がないんだよね。だから、黒塗りのコントを見ても差別を全く感じないんだよ。その、差別を感じない事自体は悪い事じゃないような気がするんだけど・・・。「黒塗りはタブーなんですよ」っていう事柄は、日本人にとっては知識であって常識じゃないってのが実情だと思うけど、その事自体は日本が差別意識を持たないっていう表れなのだから、別に恥ずべきことじゃないと思うんだけどなー。
などと漠然と感じていました。
極めて日本人的な感覚でいえば、これを差別って感じるって事は、その人自身差別意識を持ってるんじゃないかって思うけどね。(だからアメリカ人が差別って感じるのは当然)
とはいえ、日本人は日本人で昔からめちゃくちゃ差別してきたジャンルもあるわけで、差別ってのは未来永劫人種問わずなくならないのかなーとも思ったりもしたけど(^^;
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