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2018年01月16日18:41

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ホームレス歌人


年末、片づけてたら新聞の切り抜きが沢山。
『公田耕一』
彼の歌の切り抜き。。
2008〜2009年、私がSNSにハマる前
朝日新聞の歌壇は彼の歌を待つ人々がいました。
私もその中のひとり。。


(柔らかい時計)をもちて炊き出しの
カレーの列に二時間並ぶ

温かき缶コーヒーを抱きて寝て
覚めれば冷えてコーヒー啜る

鍵持たぬ生活に慣れ年を越す
今さら何を脱ぎ棄てたのか

ホームレス歌人の記事を他人事(ひとごと)のやうに
読めども涙零(こぼ)しぬ

体調を崩しこのまま寝込みたき日でも
六時に起きねばならぬ

胸を病み医療保護受けドヤ街の
柩のやうな一室に居る


切り抜きの一部です。
やっと小銭を手に入れたら、カップヌードルではなく、新聞や応募の葉書を買う…という歌もありましたクローバー
こんな知的で静かな目を持った彼が、どーして、、と考えながら、無事で居てくれと願ったけれど、歌は途切れ、安否を気遣う歌がずっと続いたと記憶しています。
ググってみたら、彼に関する本も出ていて、チラ見したら彼を探して歩いたみたい。
でも、読者も選者も、彼を探すのはやめようクローバーって
あの頃、言葉が出ていて、そう思っていたんだ。
見つからなくてよかったクローバー
けど、どこかで生きていてほしいクローバークローバークローバー

私の備忘録的日記です。。。
読んでくれてありがとうm(__)mクローバー
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