このおっさんが常々主張していたのは
「日本の国債は 日本国民からしている借金なので
国債の発行残高がいくら増えても気にしないでいい」
というものなんですよね
しかし このおっさんが 根本的にわかっていない あるいは恣意的に話さなかった点があります
「お金」には 国境がない
と言うことです
国債と言う代物には 必ず「担保」が必要です
これがサウジアラビアみたいな国だったら
赤字国債をいくら発行しても 石油を売ってお金を返せばいいだけなのですが
日本の国債の担保は 日本の金融機関にある 国民の預貯金です
今の日本の預貯金の総額が大体1600兆円
これに対して 赤字国債の発行残高が大体1100兆円
たとえば 朝鮮半島有事が起きると
「有事の円買い」
で かなり円高になるはずです
一方日本の銀行の金利なんて 文字通り「雀の涙」程度です
一方 AT&Tとかボーダフォンのような国際優良銘柄の配当利回りは5%程度
普通に考えたら 銀行預金全額を こういった株式に変えてしまうと
はるかに多くの株主配当が得られます
そこらへんがわかっている人はものすごく多くて
円高になると かなりの量の預貯金が流出します
もし 日本の預貯金のうち 3割が海外に流れてしまったら
もう国債の担保が不足して
外債に頼らないといけなくなります
たとえば経済成長率が5%の国で外債を募集するとなると
経済成長率から考えると
外債の利回りを5%くらいにしなしといけません
そうなると 毎年の財政支出の中で 国債の金利を払うために 多くのお金が必要です
日本の税収よりも 外債の金利を払うために必要なお金のほうが大きくなってしまうと
この国はデフォルトです
■経済評論家の三橋貴明容疑者を逮捕 妻殴るなどした疑い
(朝日新聞デジタル - 01月07日 17:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4933933
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