これが激励？

「死を恐れるな」─中国・習主席、人民解放軍に対し異例の激励

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-00000039-jij_afp-int


上の人間が一番、言ってはいけない言葉で、かつ、それが激励だという。
どう考えても、「俺（習）のために死ね」って捉えるけど？

死を恐れるなと言っていいのは、死を恐れていない者だけだ。
前線に立ったことがない男が死を語るな、と。
この男は、おそらく、自分の命の価値と兵士の命を天秤にかけたときに自分の方が重いと言うだろう。
その時点で、激励じゃないなと。

自分の命の考え方は、すごく単純で、人間、すべて等しく、価値などないと思っている。
なぜなら、どの人間であろうとも、死んでも大した影響がないから。
国の損失？
人類の損失？
馬鹿を言うものじゃない。
ここで、きっぱりと否定できる。
「あなたは、あなたが死んで、地球の自転に影響がありますか？世界は止まりますか？」
どの人間であっても、地球を止めること、世界を止めることはできない。
そんな存在なのさ。
そして、規模を大きくして、宇宙に広げれば、さらにその影響力のなさを感じ取れるだろう。

つまり、中国のトップの人間とボトムの人間との間に命の価値に大差はないということ。

で、死を恐れるなという本心では、中国人は人口が多いからたとえ、1億死んでも残り9億いるから問題ないと思ってるだけだ。
誰が、そんな意識の人間のために仕事をするかね？
自分だったら、表面上は頑張ってる振りをして、危険な時は躱したり逃げたりするね。

もし、自分がトップで激励するならば、こう言うだろう。
「死を恐れろ。負けても命は落とすな。命さえあれば、また勝つ可能性がある。」
兵士を言葉で動かしたいならば、兵士の命の大切に思ってることを語るべきだ。
それが人心掌握ってものだ。
強制したいのであれば、麻薬とか覚せい剤とかヒロポンとか投与して、無理やり、頑張らせる方が容易だろうさ。