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2018年01月03日23:00

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じゃあ、どうすればよかったんだろう?

■両親「1日1食に減」、娘は急激に衰弱か 寝屋川の事件
(朝日新聞デジタル - 01月03日 19:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4929762

非難されている家族からすれば、家族に「精神障碍者がいる」ということは世間や親せきから仲間外れにされることを意味する。
むろん、中にはちゃんと理解している人がいて行政などの橋渡しをしてくれる人もいるかもしれないがプライバシーが声高に叫ばれている現在、逆にそれが世間に知られて自分たちも偏見などに見舞われる可能性だってあるのだ。

精神障碍者にとって周囲の無知や偏見は自分の症状以上に頭を悩ます問題である。
始末に悪いのは、その無知や偏見をテレビなどで著名人たちが喧伝することである。
本人たちは悪気はないから余計に大変。
加えて、「精神科医」「心療内科」を謳っている病院でも偏見がある。
なにせ、発達障害自体が未だ研究が始まり30年ばかりの新しい分野だからだ。
もちろん、精神障碍者の中には「甘えて当然」という人も中にはいる。
でも、多くは苦しんでいる。

私は30代前半でこの障害があること知った。
それまで、周囲は私のことを「怠けもの」「弱虫」などと冷やかしたりからかったりしていた。
故に自分には絶対の自信がないく世界だと思っていた。
結果、精神が崩壊した。
親も周囲も困っていただろうが、一番大変だったのは誰にも受け入れてもらえず拒否ばかりされる私だった。
それが「障害」という言葉で救われたような気がした。

今でも、私の知らない場所で今回の事件のようなことが続いているのかも知れない。
内々だけで済まそうとする家庭。
行政サービスなども拒否して子供の衰弱死を望む親。
親も好き好んで子供を衰弱死させるわけではない。
しかし、頼るべきものがないのだ。
もっと社会、特に我々一人一人の意識が寛容にならないとこの手のニュースは続くだろう。
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