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2018年01月02日17:23

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やたらと電動車喧伝が多いが…。

■電動車、30年代には主流=EVやHV、世界で販売加速
(時事通信社 - 01月02日 15:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4928774

いや、多分「ムリ」だと思う。
確かに切り替わっていくだろうけど、そもそも問題は売れるとか売れないじゃないし、まして車種が多い、少ないの問題じゃない。
問題は「インフラ」なんよ。

充電施設って今もって少ないと思うんだよね。
大体問題なのは1台当たりの充電時間よ。
ガソリン車やディーゼル車の燃料充填時間は4〜7分程度。
(軽自動車の30L〜100Lの大型くらいまでの話で)
対して電動車の充電時間はフルチャージでおよそ30分。
(どのくらい残っていての充填か不明だが公式では大体そんなもんらしい)
これは日産のリーフやテスラといった一般的な車両でリーフで400km(最大)、テスラのモデルSで230km(最大)。
実質はエンジン車と実燃費は似たもので大体7がけが最大走行可能距離。
そうなるとリーフで280km、テスラで140km。
そこいらじゅうで誰かしらが充電してることでありましょう。
もっと走行可能距離を延ばすとか改善せんとかなり難しいと思うのです。
少なくとも今の車の使い方では話にならんでしょう。

更に言えば。

EUでは電動車にするぞー!と意気込んでますが、日本よりも難しいと思います。
日本の場合は鉄道インフラが結構整備されとりますんでね。
遠方に行く場合は鉄道を、駅から車を借りて移動は電動車、更に自宅廻り、県内に限れば意外といけそうです。
しかし、EUには日本みたいな細かい鉄道の整備はないし、そもそも時間通り来ない。
地方への電力給電も難しいでしょうしね。
EUは今からインフラに金をぶちこみまくらんとほぼ不可能といってよいと思います。

ただ。

いずれは化石燃料も尽きる日がやってきます>一応現代科学の上ではですが。
CO2の排出もバカにならんので淘汰もやむを得ないのかもしれませんが、ただ電動車の電気も同じように発電施設で燃料を燃やして作ってるわけですからあまり意味が無いように思います。むしろ四六時中休む間もなく発電施設を回している分、環境には悪いかもしれません。本当の意味で電動車が意味を持つのはずっと先の事でしょう。
発電の仕方を変える、自然エネルギーをなるべく活用し、CO2を出さない様な発電方法や電気の貯め方を考えないとダメでしょう。

ダメだから先に進めないではいけませんが、現実的ではないように思います。
画期的な技術が開発されれば違ったものになるかもしれませんけどね。
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