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2017年12月31日22:22

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12 詩を書いてみた (第1814回)

詩を書いてみました
暇なときにでも、読んで頂けると幸いです
良ければ「イイネ」や「コメント」をして頂けるとありがたいです(^_^)

※素人ですが、一生懸命に書いてみました

タイトル15「路線」

――

太陽の日差しが
身体を突き破るように照らす

大地はその日差しを
おぼろげにしたいかのように
地表に陽炎(かげろう)を作り出す

草木はその陽炎に写った
自分に驚くかのように動いている

線路は
太陽から身体を突き破るような
熱を受けているのだが
それをモノともせず
自分の中に溜め込んで武器にしてる
その武器は自らを守るかのようで
ありとあらゆる生物を
寄せ付けようとはしなかった

しかし
その攻撃が効いているのかいないのか
長い黒髪で潮風を捕まえている少女は
悠々とその線路からの攻撃をかわして
それを弄ぶかのように
その右側を踏んづけながら進む
時おり攻撃を避けるように
片足を上げたりして

そんな彼女に背後から声を掛けた

「何してるの?」

しかし
彼女は振り向くことなく
何も言わないまま歩き続けている

恐らく
聞こえなかったわけではないだろう
それならば無視?
それも考えにくい

「う〜ん…」

モヤモヤとした想いを感じた
その時…

ファン!

後方から電車が来た

塗装が所々に剥げた古い1両編成の車両
線路から離れて
また少女に声をかける

「危ないよ?」

その言葉に
少女はこちらを振り向かずに手を振った
まるで「またね」と言うかのように

電車は
手を振り続ける少女を
ブレーキを掛かることなく轢いていった
電車が通り過ぎ
少女のいた場所を見ると
何故かその姿は無かった…

潮風が路線の熱に焼かれて
海の香りが広がる

その時に思ったのだ

「もしかしたら、あれも陽炎だったのかもしれない」と…

――――

どうも僕です(^o^)/

今回は季節は違いますが
画像にあるように夏の路線をテーマで書いてみました
大晦日ということで 臨時で書いてみました
何か感じてくれたら幸いです

来年も見ていた頂けたら幸いです(^_^)v

良いお年を………

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