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2017年12月29日09:37

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「貴乃花親方激白」

週刊文春と週刊新潮が
それぞれ貴乃花に独占取材を敢行し
それに対して貴乃花が「激白」したという記事が各誌の年末年始合併号に掲載されている

いろんなワイドショーでも指摘されているように
「読んでみると貴乃花は大したことをいっているワケではない」というのが
この週刊誌の評価である

そういうのを観ると
ついつい「まぁオヤジ週刊誌のいつもの常套手段だからね」とかんじてしまうのはおれだけではないだろう

大むかし
おれは週刊文春の中吊りで
「手首どころかネズミまで入っている?屋台ラーメン屋の実態」というのを見かけて
思わず週刊文春を購読してしまった

それを読んだ場所まで覚えている
横浜スタジアム近くのセミナー会場で季節は真冬だ

この記事のベースになっているのは
「暴力団構成員が敵対勢力の構成員を殺害し その死体処理のために屋台のラーメン屋のスープ鍋に手首を投げ込んだ」というエピソードなのだが
「ネズミまで入っている」の下りは
「そういうことだって あっておかしくない」という全くのフィクションだった

おおかれ少なかれ
オヤジ週刊誌を読んだひとは
このような内容の記事を読んだことがあるだろう

だから
これは「オヤジ週刊誌の常套手段」だと瞬間的にかんじてしまうのだ

そしてその「かんじ」はほとんど「案の定」なのである

とはいえ
こういう見出しはオヤジ週刊誌だけではなく
もっとユルいメディアでも使われている

そのひとつが「号泣」である

歌手や役者が感極まって涙をこぼしてしまうときがあると
それを芸能メディアは「号泣と表現する

「涙がこぼれる」のは「号泣」ではない
おまえら「号泣」ってのを見たことないだろ?と思ってしまうのだ

だから
普通に話している貴乃花をして「激白」と見出しにしてしまうのだ

内容が大したものでないほど
大げさで見当はずれな見出しをデカデカと載せるのだ
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