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2017年12月28日14:09

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合唱の楽しさを教えること

昨年は女声合唱(10名)で顧問は声楽家とベテラン合唱経験者がきちんと指導をしていたので。自分はほんのお手伝いだった。

今年は混声(9名)だが、顧問は楽器専攻で、歌はそれほど詳しくないようだが、これまでずっと指導をしてきているので、今さら横から口を出すこともない・・・はずだった。だが、声楽コンクールに生徒が出ると言い出してから、少しまじめにかかわるようになり、さらにアンサンブル(1月)まで教えることになった。

指揮なんてできるはずがないから、コンクールの指導なんて無理だが、アンサンブルなら(指揮なしだから)できるだろう、と。

で、やってみると、いろいろなことに気づく。一番大きなことは自分が高校以来40年以上も何も考えないで歌っていた、ということである。正確に言えば、なにわコラリアーズで歌った6年間(2010〜2016)の前は、ただ歌っていただけだった。他のパートを聞くことや和音の構成なんて考えなかった。「ベースにはp(ピアノ)はない、全部mfかf(フォルテ)で」なんてことを言ってたぐらいだから、まあつまらん合唱をしていたものだとつくづく思う。

今、9人(女声5人、男声4人)の練習では、単独、複数(パート)、旋律のみのリレー、パートを入れ替えて歌う等々、いろいろなやり方で歌う。そういう意味では信長さんの曲はうってつけだ。

以前の自分はベースの練習の時はそれなりに出すけど、他のパートとの関係とか考えなくて、なんできちんと歌えないんだろう、なんて不遜なこと(?)を考えていたくらいだから、合唱をしていて楽しくなかった。

別に大阪ですべてならったわけではないし、いろいろしんどかったことも多かったが、もっと早く(若いうちに)こういう練習をしておけばよかったのにと思う、そう気付いただけでも大阪まで通った意味がある。

とは言え、合唱団で歌っていると、もっとそこなんとかならんか、と言いたくなるのだ。少し前だが、混声の練習でアルトに「そこのところ、何も考えないで出しているでしょう。ソプラノがこう歌っているのに・・後略」と指揮者がいたんだけど、横やりを入れてしまった。自分ができなくて他人に注文付けるなんて、若い時にイライラしたベテランの口調になったのかな・・反省。


日本国憲法第2章第九条を守ろう!

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