「一日一シャ〈謝と捨と洒と写〉【985】2017/12/28(木)第一のことを第一とする 〜私の活動の原点〜」
http://9001.teacup.com/sfk/bbs/18341 (写真入り記事)
私は、特に、路上ライブ伝道自体が好きなのではありません。箱(建物)の中で行われる集会の方が、集中して話を聞いてもらえるし、一緒に賛美するとことができるし、いいことずくめですから、どちらかと言えば、夏涼しく、冬暖かいた建物の中での集会の方が好きだと思います。
しかし、そこに集まってくれるのは、ミュージシャンにとってはファンだけですし、教会やキリスト教の集会であるならば、信じているか、興味のある人だけです。
路上ライブ伝道は、興味がある人だけではなく、興味がない人にも直接語りかけることができるので、非常に意義深い活動です。
イエス様は、「出て行って福音を伝えなさい」と教えられましたが、「人をたくさん集めなさい」とか、「大きな教会を建てなさい」とは言われませんでした。
伝道した結果として、たくさんの人が教会に集まり、立派な教会堂を建てることがてきたとしたら、それは素晴らしいことです。そうなってくれたら、より感謝です。
しかし、興味がない人を含め、知らない人、教会に来たことがない人に伝道しなければ、何もはじまりません。
路上ライブ伝道は、私の活動の原点です。
18歳でクリスチャンになったその日から、路上で伝道をはじめました。
牧師になってからも、毎日のように伝道をして来ました。
伝道とは種まきです。だから、すぐに収穫できない場合がほとんどです。しかし、種をまかなけれは、収穫はありません。
先日、あるビジネスマンと話をしている時に、「菅野先生にとって、路傍伝道がうまくいっているのはどういう状態ですか?」と聞かれました。
思いがけない質問を受けて、思い付く限り答えましたが、一言で言えば、「すべての人に伝道ができた状態」です。
「教会に人がたくさん集まった状態」ではありません。
福音を知った上で、それに対してどう反応し、応答するかはその人一人一人に選択が委ねられています。
つまり、伝道はエンドレスの活動です。
これからも、伝道し続けたいです。
「信じたい」と願う人がいたら、その人を信仰へと導き、また、洗礼を授けます。さらに、キリストの弟子として育てていきたいと思います。
しかし、すべては、伝えることからはじまります。
路傍伝道ネットワークが正式にはじまったのは今年の2月ですが、一緒に力を合わせて路上ライブ伝道をはじめたのは、昨年の12月23日と25日からですね。
あれから一年が経ったのだなと、感慨深く思います。
歳をとると、「時間の経過が早い」とよく聞きますが、私の今年度は、あまりにも中身が濃すぎて、短いどころか、とてもたくさん時間があったように感じられました。
なにせ、忙しい毎日を過ごして来た上で、自由になるほとんどの時間を路上ライブ伝道に使って来たのですから。
夏の暑い期間は、バテて、身体の調子を崩し、何度も寝込みましたが、そういう時は、神様が下さった休暇と考えました。
たくさんの戦いを経験しましたが、一年を振り返ってみて、悔いの残らない、充実した一年だったと思います。
第一のことを第一として来れたからだと思います。
一年前には、路上ライブ伝道を定期的にやるようになるとは、考えもしませんでした。
どちらかと言うと、一過性の活動で終わってしまうだろうと考えていました。
来年は、またどんな一年になるのか、今から楽しみです。神様は、私たちの考えを遥かに超えたことをして下さる方だからです。
前もって感謝し、期待して新年を迎えたいと思います。
どうぞ皆様、ステキな年の瀬をお過ごし下さい。
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